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コンピュータ将棋の進歩3

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書籍情報
ISBN978-4-320-02956-9
判型A5 
ページ数134ページ
発行年月2000年05月
本体価格2,300円
コンピュータ将棋の進歩3 書影
コンピュータ将棋の進歩3

 本書は既に刊行済みの『コンピュータ将棋の進歩』(1996),『コンピュータ将棋の進歩2』(1998)の続編として,最近のコンピュータ将棋の研究開発の現状を論文集の形でまとめたものである。これらの本に取り上げられている論文のテーマの推移を見ていくだけで,ここ5,6年のコンピュータ将棋の急速な進歩を知ることができる。
 第1巻には詰将棋を速く正確に解くプログラムや詰将棋の芸術的価値を評価するプログラムが登場する。コンピュータはまず詰将棋を解く能力で人間に追いついて超えたのである。指し将棋のほうは,コンピュータ将棋第一世代の一つである柿木将棋のアルゴリズムが掲載されているものの,全体としてはまだ十分に展開するには至っていなかった。
 第2巻には第二世代の代表であるYSS(商品名AI将棋)のアルゴリズムが掲載され,コンピュータ将棋の新たな展開を示している。この論文は将棋プログラマに大きな影響を与えた。脊尾の詰将棋を解くプログラムによって,解く試みには一応の結論が出たと言える。その後,コンピュータ詰将棋の興味は解くことから作ることへと移り,パイオニアである野下の論文が掲載されている。
 そして,この第3巻に至る。本巻では,指し将棋の現在のベスト3とされるIS将棋・金沢将棋・SHOTESTについて,それぞれ開発者みずからが詳しく解説している。また,詰将棋に関しても,「解く」ことから「創作」へシフトし,今後の方向性を明示する興味深い論文が3編掲載されている。

目次

1章 IS将棋のアルゴリズム(棚瀬 寧)
1.1 IS将棋の生い立ち
1.2 IS将棋のアルゴリズム
1.3 最後に

2章 金沢将棋のアルゴリズム(金沢伸一郎)
2.1 はじめに
2.2 探索
2.3 指し手の生成
2.4 評価関数
2.5 コンピュータ将棋選手権における時間制御
2.6 最後に

3章 SUPER-SOMA-将棋における(全体)静的取り合い評価(Jeff Rollason著/吉村信弘訳)
3.1 概要
3.2 序文
3.3 SHOTESTのデザイン計画
3.4 SUPER-SOMAのデザイン計画
3.5 SOMAの基本作業
3.6 単純なSOMAの改良
3.7 XREFテーブルを用いたSUPER-SOMAによる局面解析
3.8 例題1
3.9 例題2
3.10 SUPER-SOMAの解析
3.11 SUPER-SOMAの実例
3.12 結論

4章 逆算法による詰将棋の自動創作(広瀬正幸・伊藤琢巳・松原 仁)
4.1 はじめに
4.2 詰将棋について
4.3 創作システムについて
4.4 実験
4.5 関連研究
4.6 おわりに

5章 計算機による逆算式詰将棋創作の支援(山田 剛・松原 仁)
5.1 はじめに
5.2 詰み,不詰の高速判定アルゴリズム
5.3 創作支援システム
5.4 詰将棋の不詰・余詰検討プログラム
5.5 創作実験
5.6 おわりに

6章 裸玉詰将棋問題の創作(小山謙二)
6.1 はじめに
6.2 詰将棋のルールと用語
6.3 コンピュータによる解図
6.4 既発表の裸玉作品とコンピュータによる検討
6.5 詰む持駒と詰む最小持駒
6.6 完備な最小持駒集合
6.7 裸玉問題の持駒に関する全体的性質
6.8 1八玉問題の解明
6.9 おわりに

7章 どのコンピュータ将棋がつよい?-コンピュータ将棋選手権の成績を集計する(小谷善行)
7.1 基礎データ
7.2 レーティング
7.3 レーティングの精度
7.4 最近のデータを重視した計算

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