生命の起源と進化の物理学

書籍情報
シリーズ名シリーズ・ニューバイオフィジックスII 全10巻 【8】巻
ISBN978-4-320-05547-6
判型A5 
ページ数248ページ
発行年月2003年01月
本体価格3,800円
生命の起源と進化の物理学 書影
生命の起源と進化の物理学

生命の起源と進化は,従来,物理学というより化学あるいは地球生物学の視点から,時には高度の数理科学的視点を取り入れてきた。本書は,地球生物学的視点はなるべく排除し,個別的に付随する副次的現象にとらわれないために,進化現象の普遍性を重視し,実験室における単純化された系に対する進化実験のデータを重視した。

目次

序章 生体高分子の「進化能」の物理

第1章 分子機能の起源
1-1 ゲルの相転移と生命の起源
1-2 化学進化の物理

第2章 情報の物理的起源
2-1 RNAワールド仮説
2-2 擬種と中立ネットワーク地形
2-3 タンパク質の適応度地形
2-4 遺伝子型と表現型対応づけとウイルスの役割

第3章 分子機能・情報の効率的な獲得
3-1 アミノ酸コードの成立と進化
3-2 出発点の選択:原始遺伝子
3-3 配列空間内の移動法―突然変異
3-4 進化における性の役割
3-5 分子進化の階層性―モジュールシャフリング仮説
3-6 抗体の分子進化と酵素機能の創出

索引