コンピュータ囲碁―モンテカルロ法の理論と実践― 

書籍情報
ISBN978-4-320-12327-4
判型A5 
ページ数256ページ
発行年月2012年11月
本体価格2,800円
コンピュータ囲碁 書影
コンピュータ囲碁

 コンピュータ囲碁の研究は1960年代から始まって世界中で盛んに進められてきたが,手が広すぎてチェス,オセロや将棋などで有効であった探索の手法がそのままでは使えず,なかなか強くならなかった。研究が始まって40年ほど経ってもまだアマの級位者レベルに留まっていた。それが,モンテカルロ法が有効であることが2000年代半ばにわかってからは急速に強くなり,一気にアマ高段者のレベルに達した。本書はそのモンテカルロ法の理論と実践について,それぞれの第一人者が詳しく解説したものである。

目次

第I部 理論編
第1章 理論編のはじめに

第2章 背景:モンテカルロ木探索以前

第3章 モンテカルロ囲碁の概要

第4章 モンテカルロ木探索の詳細

第5章 モンテカルロ木探索の強化

第6章 理論編の最後に

第II部 実践編
第7章 モンテカルロ囲碁

第8章 原始モンテカルロ囲碁の作成

第9章 モンテカルロ木探索の概略

第10章 UCTで探索するプログラム

第11章 彩のデータ構造

第12章 モンテカルロ木探索で使われる手法

第13章 ノードの作成

第14章 彩のUCT関数

第15章 プレイアウトを行う前の処理

第16章 プレイアウトの中での処理

第17章 パターン

第18章 Minorization-Maximizationアルゴリズム

第19章 群の評価

第20章 連の死活探索

第21章 プレイアウトでの攻め合い

第22書 並列化

第23章 時間制御

第24章 その他の情報

第25章 開発環境など

第26章 資料

第27章 モンテカルロ法を試してみて