機械技術者のための材料加工学入門  

  • 吉田 総仁・京極 秀樹・篠崎 賢二・山根 八洲男 
書籍情報
ISBN 978-4-320-08144-4
判型 A5
ページ数 236ページ
発行年月 2003年05月
本体価格 3,600円
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機械技術者のための材料加工学入門 書影
機械技術者のための材料加工学入門

本書は,材料加工学(鋳造,溶接,粉体加工,塑性加工,機械加工など)を学ぶ機械系および材料系学科の学生,材料加工に携わる機械技術者のための入門書である。個別加工ごとの現場的知識にはあまり深入りはせず,「加工の基本原理」,「個別加工における目標」と「その実現指針」を,主に材料学的視点から明らかにすることを目的としている。そのため,「材料加工を理解するための基礎知識(材料学,固体力学,伝熱学)」についてまずはじめに整理し,このベースのうえで「材料加工各論」が理解できるように記述されている。

目次

第I部 材料加工を理解するための基礎知識
第1章 材料の構造と機械的性質
1.1 材料試験から得られる機械的性質
1.2 材料のミクロ構造
1.3 機械的性質とミクロ構造の関係

第2章 温度による材料組織の変化と機械的性質
2.1 平衡状態図と相変態
2.2 拡散
2.3 時効と析出
2.4 回復と再結晶
2.5 高温における金属材料の機械的性質

第3章 種々の工業材料
3.1 鉄鋼材料の種類とその特性
3.2 非鉄金属材料の種類とその特性
3.3 工具材料
3.4 非金属材料

第4章 材料加工の力学と伝熱学
4.1 3次元の応力とひずみ
4.2 弾塑性体の応力-ひずみ関係
4.3 応力・ひずみ解析のための基礎式と解法
4.4 熱弾塑性問題の考え方
4.5 延性破壊のメカニズムとそのクライテリオン
4.6 熱伝導
4.7 熱伝達

第II部 材料加工各論
第5章 熱処理と表面改質
5.1 各種熱処理
5.2 各種表面処理

第6章 鋳造
6.1 鋳造における技術的課題
6.2 凝固現象の解析法
6.3 鋳鉄の材質とその制御

第7章 溶接・接合
7.1 溶接における技術課題
7.2 溶接の熱伝導
7.3 溶接部の組織変化と力学的性質
7.4 溶接部の力学的変化
7.5 主な溶接欠陥とその発生機構および防止対策
7.6 界面接合における技術課題

第8章 粉体加工
8.1 粉体加工における技術的課題
8.2 粉体の特性と粉体成形
8.3 焼結理論に基づく組織の予測とその制御

第9章 塑性加工およびプラスチックの成形
9.1 塑性加工における技術的課題
9.2 素材製造・バルク加工における加工力,材料流れ,成形限界
9.3 板材成形におけるいくつかの問題
9.4 塑性加工による材質の変化およびその制御
9.5 塑性加工における摩擦と潤滑
9.6 塑性加工用工具材料の選択
9.7 プラスチックの成形
9.8 成形加工過程の数値シミュレーション

第10章 機械加工および特殊加工
10.1 機械加工における技術的課題
10.2 切削加工
10.3 研削加工
10.4 砥粒加工
10.5 特殊加工

演習問題解答
索引