動物の多様な生き方 3
動物の「動き」の秘密にせまる:運動系の比較生物学
(ISBN978-4-320-05689-3)
担当編集委員:尾崎浩一・吉村建二郎
A5,248頁,3500円


●内容
 動物の最大の特徴はすばやい動きであり,それゆえに「動物」の名を授かっている。英語のanimalはラテン語のanima(魂)に由来しており,「動き」は生命そのものも意味している。すなわち,動物の動き方は,その生き物の生存戦略を映し出しているともいえるだろう。動物の動きは肉眼で見える動きにとどまらない。本書『動物の「動き」の秘密にせまる』では,白血球,精子,単細胞生物,さらには細胞の中まで,大きさのレベルを問わず「動き」のさまざまな様式を紹介する。

まえがき (PDFファイル)

●目次 (詳細目次 PDFファイル)
第1章 細胞の分裂――核と細胞質の均等分配・・・浜口幸久
第2章 色素胞――素早い体色変化の担い手・・・大島範子
第3章 収縮胞――リズミカルに動く細胞のポンプ・・・冨永貴志
第4章 小胞輸送――細胞内のタンパク質宅配便・・・尾崎浩一
第5章 受精――精子が卵にたどり着くしくみ・・・稲葉一男
第6章 細胞行動――感じてたじろぐ単細胞生物・・・吉村建二郎
第7章 細胞移動――接着構造と細胞骨格のはたらき・・・辰巳仁史
第8章 筋肉――動物界最大の力発生メカニズム・・・土屋禎三・石井禎基
第9章 キャッチ筋――疲れしらずの貝の筋肉・・・山田 章
第10章 針刺し運動――動きつづけるミツバチの針・・・小川宏人
第11章 刺胞の射出――細胞のミサイル発射・・・日高道夫
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