- 現代数学の系譜 全14巻 【14】巻
アダマール偏微分方程式―コーシー問題と双曲型線形偏微分方程式―
- ISBN:978-4-320-01515-9
- 判型/ページ数:A5 / 492ページ
- 発行年月:1997年02月
- 価格:14,300円(税込)
本書はコーシーがエコール・ポリテクニクにて行なった微分積分学の講義を要約出版したもので,彼の一大名著である。
本書はコーシーがエコール・ポリテクニクにて行なった微分積分学の講義を要約出版したもので,彼の一大名著である。
位相空間,距離空間概念の数学史における最初の出現であるフレシェの歴史的二論文を原典に忠実に訳し,位相空間論成立の背景を辿る必読文献。
確率論に関する古典の中では、数学的に見て最も著名な、最も画期的な著書のはじめての邦訳。
カントルの集合論に関する論文2編と,カントル-デデキントの往復書簡,それらに対するツェルメロの注釈を訳出し,さらに解説を加えることにより集合論の形成を概観
アーベル=4次より高い次数の代数方程式を一般には解くことが不可能であることの証明。ガロア=累乗根で方程式が解けることの条件について。
幾何学の基礎をなす仮定について・絶対微分学の方法とその応用・一般相対性理論の基礎・重力場と電磁場の統一理論。
現代群論の基礎となった「有限群論」を詳解。
ポアンカレの名著「天体力学」の第3巻の全訳。
19世紀後半から20世紀前半にかけてドイツの数学界に相ついで君臨した二人の碩学,クラインとヒルベルトの名を最も有名にした二つの名著の訳・解説である。
本書は20世紀数学の源流ともいえるヒルベルトのパリ講演「数学の問題」の全訳を示し,さらに各問題について現在まで70年に及ぶ研究のあとをできる限り調査して解説。
Inte´grale, Longueur, Aire(1902)の完全翻訳と,ルベーグの数学的業績などの解説。現代解析学の端緒ともなった本書はその歴史的古典としてだけでなく現代人の学習にも好適。
ペアノの自然数論の公理の中より「数学的論理学の公式」「数の概念について」の二論文を訳出し,解説をつけた。
本書はコーシーがエコール・ポリテクニクにて行なった微分積分学の講義を要約出版したもので,彼の一大名著である。