ソフトウェア工学のベストプラクティス―ソフトウェア工学の真の工学への発展をめざして―
- ISBN:978-4-320-09760-5
- 判型/ページ数:菊 / 672ページ
- 発行年月:2012年07月
- 価格:9,570円(税込)
ソフトウェア開発の成功企業は「ベストプラクティス」と呼ばれるアプローチを採用していることが多い。本書は,主として米国の優良企業の用いているベストプラクティスについて豊富な実証的データを元に論じた貴重・・・
ソフトウェア開発の成功企業は「ベストプラクティス」と呼ばれるアプローチを採用していることが多い。本書は,主として米国の優良企業の用いているベストプラクティスについて豊富な実証的データを元に論じた貴重・・・
本書では2つの考え方,1つは実務的,もう1つは哲学的な考え方を示した。 まずは,開発チームの変革について目を向ける。短中期的にはチームをアジャイル(俊敏)にすることを重視し,長期的には学習するチー・・・
ソフトウェア開発・保守において,測定が重要なカギとなっている。本書では,初版,第2版につづき,2008年までの新たな知見も加え,ファンクションポイント(FP)尺度を用いた測定の重要性とその目的を解説し・・・
ソフトウェア開発チームにおいて,良いソフトを作るための成功の鍵を握るのは,チームの人的資源,メンバの戦力を高めることである。 本書は,ソフトウェア開発の実務に携わる人のための書であって単なる管理者・・・
効率よくソフトウェアを構築,設計するため,効果的なプロトタイピングが求められる。本書はMS Office,Visio,Acrobatによるプロトタイピング例を含め,プロセス,手順を豊富なカラー画面によ・・・
本書では,複雑で多様な見積りの問題をコスト見積ツールとソフトウェアプロジェクト管理ツールの側面から眺めている。小規模システムでの手法についても論じているが,大規模システムの見積りの問題が主な対象テーマ・・・
本書は,著者のソフトウェア産業における25年間の経験から得られた洞察を集めたものであり,実務家と学生の二種類の読者を想定している。実務家に対しては,本書は変化の要因となり,学生に対しては,大学の学部・・・
ソフトウェア規模の見積りは,開発見積りの基礎となる非常に重要な仕事である。ソフトウェア開発プロジェクトのコストやスケジュールがソフトウェア規模に大きく影響されるのは明らかである。もとより,技術的な難し・・・
ソフトウェアプロジェクトが重大な災厄に見舞われたときに,最終的に知りたいことは「どうプロジェクトを実行すべきであったか?」であろう。 本書は失敗に瀕したソフトウェアプロジェクトを救い出し軌道に・・・
ソフトウェアの世界が発展するにつれて、ソフトウェア工学はプロセスや技術自体だけではなく、ソフトウェア開発プロセスに関わる人々により深い配慮を払う必要が生じてきた。そこで本書は、ソフトウェア工学の人間・・・
ITプロジェクトは,少なくともコストやスケジュールについてのいくつかの基本的尺度を保持する必要があるが,多くはそれにすら失敗している。なぜ未だにこのようなことが起こるのだろうか。本書は,尺度のあらゆ・・・
リスク管理を煎じ詰めるならば,やるべき事をやるべきときにきちんとやっておくことに尽きる。特別に難しい技術が必要なわけではない。しかし規律が必要であり,着実な実践を旨としなければならない。 リスク・・・
本書はその原書名『Software for Use』のとおり、「使うためのソフトウェア」すなわち「使えるソフトウェア=役に立つソフトウェア」の設計のための書である。ユーザにとって優しいソフトウェアを・・・
多くのソフトウェア組織は継続的改善努力の成果をあげてきているが、ほとんど前進できないでいる組織もある。ある成熟度レベルへの到達や監査に合格することを主目標にした、いわゆる「チェックリスト症候群」にかか・・・
近年、ソフトウェア開発においては、品質や生産性もそれ自体重要課題ではあるが、「ソフトウェア開発の工学としての成熟」こそが本質的課題であるとの認識が広まりつつある。プロセスの確立と継続的改善を目指して、・・・
ソフトウェア開発・保守プロジェクトで事実に基づく客観的な測定プロセスを実装するということは,プロジェクト固有の情報モデルを明らかにし,それに基づく一連の測定プロセスの遂行をとおして,プロジェクトの意思・・・
ソフトウェア開発の世界は、文字どおり容赦のない技術の進歩と激しい利用環境の変化の中で、混沌とした状況(カオス)が続いている。今さら言うまでもないが、ビジネス組織・社会組織活動に占めるソフトウェアとソフ・・・
営利組織のみならずほとんどの組織活動がソフトウェアと深い関係を持ち、多くのビジネスモデルは情報・コミュニケーション(ITC)技術の活用をベースにし始めている。ソフトウェア産業はまさしく他産業のエンパワ・・・
多くの講演やカンファレンスが行われていても、実務に携わる人々はあまりにも日常業務に忙しく、そこに参画することすらできない。そのため多くの優秀な技術者が他者の経験を知りうる機会を十分持てないでいる。そし・・・
今後、ITシステムはさまざまな形でビジネスプロセスにますます深く組み込まれ、システムとしての統合も進展し、複雑度はさらに高まることは明白である。また、単なる誤りを犯さないシステムという意味の品質だけで・・・
「測れるものは進歩する」とよくいわれる。進歩に定量化,尺度,あるいは指標は欠くことができない。CMMは組織のソフトウェア開発能力の評価を行う仕組みであるがゆえに,発注側から見るとベンダ能力を評価すると・・・
複雑で多様な見積りの問題を,コスト見積りツールとソフトウェアプロジェクト管理ツールの分野から眺めたもの。 発行元:(株)構造計画研究所 発売元:共立出版(株)
最近の調査では,ソフトウェア開発プロジェクトの成否を握る重要な問題分野として,要求仕様書の作成とユーザ要求の管理が浮かび上がっている。本書はその,システム要求の導出,文書化,管理を行う,いわゆる要求定・・・
インスペクションは,ソフトウェアの品質と生産性を向上させる強力な手法として,20年以上も実施され有効性が検証されてきた。 本書は,この手法の権威であるT.Gilbらが,長年の研究と実務経験に基づき・・・
600社7000プロジェクトに及ぶソフトウェアアセスメント,ベンチマー ク研究から,鋭い洞察によって引き出されたソフトウェア品質管理の要諦がぎっ しりつまっている。 百科辞典的構成からなるすべての・・・
目標管理手法とソフトウェア開発のスパイラルモデルを合体することにより,新しいソフトウェアプロセス改善手法を提案。 発行元:(株)構造計画研究所 発売元:共立出版(株)
最有力なソフトウェア尺度となった「ファンクションポイント法」を詳述。第2版では最新データなどを追加し内容を充実した。
ソフトウェアプロジェクトの成功と失敗の両例を対比し,成功例のほうから多くを学び,企業が成功への道筋をたどるために必要な,組織,管理者,技術者に関する改善策を詳細に示したソフトウェア開発を成功に導くため・・・
発行元:㈱構造計画研究所/発売元:共立出版㈱ システム工学という視野から題材を紹介し,要求定義工学の中軸となる観点をとらえる枠組みである分析や記述の問題を取り扱うプロセス,モデル,ツールを中心に構成。
ソフトウェア開発におけるリスク管理の処方箋! (株)構造計画研究所発行/共立出版(株)発売