- 生態学フィールド調査法シリーズ 【11】巻
植物プランクトン研究法
- ISBN:978-4-320-05759-3
- 判型/ページ数:A5 / 190ページ
- 発売予定:2021年03月10日
- 価格:3,080円(税込)
湖や海の植物プランクトンを見てみたい,培養したい,計数しなくてはいけない,大発生した原因を知りたい・・・など,いろいろな場面に必要になる手法を解説しています。 冒頭では,植物プランクトンを題材に・・・
湖や海の植物プランクトンを見てみたい,培養したい,計数しなくてはいけない,大発生した原因を知りたい・・・など,いろいろな場面に必要になる手法を解説しています。 冒頭では,植物プランクトンを題材に・・・
土壌にはきわめて広範囲の分類群にわたる生物が狭い範囲に生息しており,植物と密接な相互作用を行っている。そのすべての生物間相互作用を明らかにするのは困難であるが,研究の重要度は高まっている。なぜなら,・・・
世界的に見て多くの野生動物の個体群やその生息地は急速に減少している。一方で,日本国内ではシカ,イノシシの急激な分布の拡大に伴い,農林業の被害のみならず,生態系の改変を通じた生物多様性の低下といったさ・・・
ダーウィンがその著書『種の起源』の最後に記した自然の風景がある。それは,さまざまな種類の草花が生え,その上で虫が飛び回っているという,誰もが子どもの頃からよく知っている身近な自然である。そして,動物・・・
気候変化と人間活動の影響を調べるにあたり,海洋生態系の変化に関する広範囲かつ長期間のモニタリングが求められ,さまざまなアプローチがとられている。その中でも海鳥は,魚種交替など魚資源の変化をふくむ海洋・・・
地球上の生態系の多くには,そこに生息する生物の間での食う-食われる関係が普遍的に認められる。食う-食われる関係を明らかにするには,その生物の餌(餌資源)が何であるかを明らかにする必要がある。近年,炭・・・
自然生態系の再生や農業生態系の設計において生態学的な知見に期待が寄せられている中,微生物学者たちは,膨大なデータを抱えつつ,その解釈のしかたに悩んでいる。従来の微生物学では,バイオアッセイやゲノム解・・・
ほとんどの生物が利用するエネルギーは,もとを辿ると太陽エネルギーに行き着く。植物の成長や光合成の研究は,すなわち生態系にどれだけ化学エネルギーが供給されているかを研究することに他ならない。植物の光合・・・
群集生態学は,群集の構造や多様性,すなわち種数や個々の種の個体数が,種間の相互作用(競争や促進効果など)や環境要因によってどのように決定されているのかを解明する学問分野で,環境変化による生物群集の変・・・
花粉の授受は,植物が子孫を残す上で必要なたくさんのステップのうちの1つに過ぎないが,ダーウィン以来,生態学の一分野として『送粉生態学』と認識されるほど数多くの研究が行われ,近年では,環境問題から新し・・・
個体から生態系に至るまで,最新のフィールド調査法およびその分析・解析手法を幅広く紹介するシリーズ第1弾! 森林生態系の物質循環過程を調べることは,生態系の仕組みを正しく理解し,その環境保全機能・・・