イオン液体

イオン液体
著者 日本化学会 編・ 西川 惠子 著・ 伊藤 敏幸 著・ 大野 弘幸
分野 化学・化学工業  > 有機化学  > 酸・塩
化学・化学工業  > 物理化学  > 溶液化学
シリーズ 化学・化学工業  > 化学の要点シリーズ 37
発売日 2021/03/30
ISBN 9784320044784
体裁 B6・176頁
定価 2,090円 (本体1,900円 + 税10%)
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    内容
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 イオンだけから構成されているにも関わらず、室温付近で液体状態をとる“イオン液体”が開発され、大きな注目を集めている。イオン液体は、分子性液体(水やアルコールなど分子を構成単位とする)とはまったく異なるユニークな挙動と特性を示す。構成イオンをデザインしたり、イオンの組合せを変えたりすることにより、物性制御や機能創出ができるので“デザイナー液体”とも呼ばれる。このイオン液体の不思議さは次第に解明され、そしてそれをどのように機能化して利用すればよいのか研究成果が蓄積されている。
 第1章ではイオン液体を概観し、特に分子性液体とは異なるユニークな現象となぜそれが起こるのかを中心にまとめる。第2章ではイオン液体自体の合成法や、反応媒体として活かす方法を合成反応、分解反応、酵素反応として取り上げる。第3章ではイオン液体の特徴を機能として活かしたアイデアや事例を紹介する。そのなかには、世界中で注目を浴びているバイオマス溶解、電子デバイスへの利用、真空技術との協奏、ナノ粒子合成などの分野横断的トピックスもある。
 本書では、イオン液体の基礎から最前線に至るトピックスまでを紹介するが、イオン液体という面白い物質群のサイエンスを包括的に眺めることで、本書がみなさんの研究のヒントになり、常識を覆すサイエンスの萌芽になれば幸いである。
第1章 イオン液体とは何か?
第2章 イオン液体で何が起こるか?
第3章 イオン液体で何ができるか?

コラム目次
1.イミダゾリウム系イオン液体融点の側鎖長依存性
2.柔粘性結晶
3.相転移と構造緩和
4.イオン液体の相挙動研究に適した実験手法
5.NMRと分子運動
6.ドラッグデリバリーイオン液体
7.イオン液体の極性
8.蒸留できるイオン液体のつくり方
9.高等学校化学におけるイオン液体を用いた実験教材の可能性

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