本書では経済学部や経営学部などの社会科学を学ぶのに必要な数学の知識を説明する。数学が得意でない学生のために、少しでも理解を進めるためにはどうすればよいか、また就職のときに役に立つほうが学習する動機を与えられるのではないか、と考えて執筆した。高校で学んだ数学を復習し、そのうえで専門科目に必要な数学を学べるよう配慮した。実践問題を通じて、数学が現実の社会にどのように役立っているか学習する。また、公務員試験や就職試験のSPI等で必要な数学を意識して、それらの内容も盛り込んだ。
第1章 数と式
第2章 数列と級数
第3章 さまざまな関数
第4章 微分法と積分法
第5章 ベクトルと行列