順序数、基数などの諸概念を中心に、古典的結果とP.J.Cohen以後の発展、Solovay-Scottのブール値モデル、無限公理の例などを入門的に解説。『共立講座 現代の数学 2.公理論的集合論』として1985年に初版発行後、以来、長年にわたり多数の読者にご愛読いただいてまいりました。本書は、多くの読者からの要望を受け単行本に改装し発行したものです。
第1章 Zermelo-Fraenkelの集合論
第2章 基礎と順序
第3章 定義可能性
第4章 Boole代数値集合論
付章 記号論理学とその意味論