高度情報化社会と称される今日においては、たとえ文系学生であってもコンピュータの基礎知識は必要である。ともすれば理系よりになりがちな内容を、本書では、かみ砕いた表現をもちいてやさしく解説している。コンピュータとはどのようなものか、どういった仕組みで動くものか、コンピュータというものの概略を知るうえで最も基礎となるエッセンスを知ることができる。コンピュータの概念、開発史、コンピュータの構成、ソフトウェアの基礎、コンピュータネットワーク、情報システムと情報セキュリティ、マルチメディアなど、文系学生にとって必要な知識を厳選した。また、「ITパスポート試験」にも対応できる内容となっている。
第1章 数の概念
第2章 計算のための道具
第3章 コンピュータ誕生前夜
第4章 「世界で最初」のコンピュータ
第5章 コンピュータの発達
第6章 コンピュータの五大装置
第7章 ソフトウェア
第8章 コンピュータネットワーク
第9章 情報セキュリティ
第10章 情報処理と情報システム
第11章 アルゴリズムとプログラミング言語
第12章 データベースとファイルシステム
第13章 マルチメディア