デンマークのすぐれた古典言語学者で数学史家であるハイベルクが編集したユークリッド全集に収められている『原論』を底本としたギリシァ語原典からの日本語訳で、現代的な訳注を入れて読者の便を図るとともにその歴史ならびに解説を付し、長年にわたり多くの数学者からその定本として高評を博してきた。近年ではその研究も盛んに行われ、変更となった事柄も生じてきたため、特に歴史解説について一部修正を施し追補版として新たに刊行する。
第1巻から第13巻
ユークリッドと『原論』の歴史
『原論』の解説
『原論』内容集約
原語解説