本書は、建築学・環境工学を志す学生のみならず、音響学に初めて接する一般学生・技術者に対する入門書として初版発行以来長年にわたり高評を博してきた。第3版では、その応用技術や測定技術の進展により変更となった関連する規格・標準に即して全面的に見直し、特に、旧版の5章「空気音の遮断」を野外の騒音伝搬と防止や空気音の伝搬と防止に関する章に分けて内容を改め充実させた。
1章 音波と聴覚の基礎
2章 騒音・振動の測定と評価
3章 室内音響
4章 吸音と材料・構造
5章 野外の騒音伝搬と防止
6章 空気音の伝搬と防止
7章 固体音と振動の防止
8章 環境騒音振動の防止計画
9章 室内音響計画
10章 電気音響設備
11章 補遺