レーザーと化学
光の励起、その後の過程では光化学とレーザーとで共通した部分がある。
そこで、本書では光の励起、その後の過程については有機分子を中心に紹介し、その後、「レーザー」を解説した。
また、レーザーの、他の光源にない特徴を有効利用し、「高強度のレーザーを利用した化学」が開かれてきた。それらは多光子吸収、高強度レーザーによるイオン化、クーロン爆発、多価イオン超高速水素原子移動、物質プロセッシング、反応制御、アト秒の化学である。これらの内容を最近のレーザー化学として、「最先端研究」で紹介するとともに、演習問題やコラムも充実している。
〔日本図書館協会選定図書〕
第2章 光化学の基礎
第3章 レーザー
第4章 高強度レーザーの化学
解答案
参考文献
索引
関連書籍
-
アト秒科学で波動関数をみる
価格:2,200円(税込)