表面科学こと始め

―開拓者たちのひらめきに学ぶ―

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表面科学こと始め
著者 日本表面科学会 編集久保田 純 担当編集幹事
分野 化学・化学工業  > 表面・膜  > 表面
化学・化学工業  > 化学・化学工業一般  > 化学一般
シリーズ 化学・化学工業  > 現代表面科学シリーズ 全6巻 1
発売日 2012/06/25
ISBN 9784320033696
体裁 A5・272頁
定価 3,850円 (本体3,500円 + 税10%)
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    内容
  • 目次
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 本巻では表面科学の開拓者たちが表面をどのように捉え、どのような視点で研究を進めてきたのかを原典に基づいて紐解き、これらの研究がどのように現在の表面科学にまで発展を遂げたかを学生や入門者にも容易に理解できるように解説している。
 教科書では一言で説明されている原理・現象・材料がどのような研究を経て発見・発明されたのかを知ることは、知識の詰め込みとは異なり研究の醍醐味を知ることである。全くの未知の分野に新たな道を切り開いた独創的な研究を学ぶことは、ともすれば既知の科学の改良に捉われがちな現在の研究を見直すよい機会にもなる。
 本巻を通して、現在のように表面科学の教科書もなく、高い性能をもつ実験設備もなかった時代に先人達がどのように研究に立ち向かったかを知ることで、創造的な研究とは何かを学んでいただきたい。
序章 開拓者たちのひらめきに学ぶ

第1章 白熱電球開発に見る表面科学の原点

第2章 オージェ効果の証明と固体表面分析法への応用

第3章 X線光電子分光法の開発史

第4章 電子回折の発見と電子の波動性の証明

第5章 電子回折の実験に成功

第6章 電界放射顕微鏡からアトムプローブへ

第7章 走査型プローブ顕微鏡の誕生

第8章 熱電子の研究とリチャードソン効果の発見

第9章 赤外分光法による固体表面吸着種を調べる方法の開拓

第10章 紫外光電子分光,放射光表面科学の先駆者

第11章 表面理論の幕開け

第12章 アンモニアの成分元素(窒素,水素)からの合成

第13章 触媒反応の機構解明と固体表面のリアルタイム観察

第14章 電気二重層理論の黎明

第15章 LB膜作製技法(単分子累積法)の開発

終章 開拓者たちの研究の広がり

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