薬学系のための基礎物理学
本書は、日本薬学会の薬学教育モデル・コアカリキュラムで提案されている物理学の準備教育ガイドラインに沿って、また、学生の高等学校での多様な履修履歴に対応できるよう平易な記述に心がけて著した物理学の基礎教育のテキストです。この主旨に沿って、章立てを忠実に薬学教育モデル・コアカリキュラムに沿わせ、かつ、体系的に全体を関連させ、また、内容も薬学の専門教育につなげるためのものに重点をおいております。本書の記述は、高等学校で物理学が未履修の学生も理解できるよう説明の仕方を工夫しております。そして、本書によって薬学を学ぶ上で必要な物理学の基礎力を身につけることができます。また、物質および物体間の相互作用などに関する基礎知識も習得できるように解説しております。薬学教育モデル・コアカリキュラムに対応させ、全体を26コマの授業数に対応するようにコマ数を振り分けております（１コマ、約6.5頁）。内容のレベルは、高校物理IB未修了生を前提としております。
第1章 基礎概念
1.1有効数字
1.2物理学の基本単位
1.3組立単位
1.4スカラー量とベクトル量
章末問題
第2章 運動の法則
2.1運動を表す量
2.2運動の法則
2.3直線運動
2.4平面運動
2.5円運動と振動
2.6運動量と角運動量
2.7質点系の運動
2.8剛体の運動
章末問題
第3章 エネルギー
3.1いろいろなエネルギー
3.2仕事と力学的エネルギー
3.3力学的エネルギーと熱エネルギー
3.4気体分子運動論
3.5熱機関
3.6化学エネルギー
章末問題
第4章 波 動
4.1波の性質
4.2反射・屈折・干渉・回折
4.3音 波
4.4光と電磁波
章末問題
第5章 レーザー
5.1レーザーについて
5.2レーザーの原理
5.3レーザー光の性質
5.4レーザーの種類
章末問題
第6章 電荷と電流
6.1電荷・電場・電位・コンデンサー
6.2電流と抵抗
6.3直流回路
6.4パルス回路と交流回路
章末問題
第7章 電場と磁場
7.1電流と磁場
7.2電場と磁場の中での荷電粒子の運動
章末問題
第8章 量子化学入門
8.1前期量子論
8.2量子力学の基礎
章末問題
1.1有効数字
1.2物理学の基本単位
1.3組立単位
1.4スカラー量とベクトル量
章末問題
第2章 運動の法則
2.1運動を表す量
2.2運動の法則
2.3直線運動
2.4平面運動
2.5円運動と振動
2.6運動量と角運動量
2.7質点系の運動
2.8剛体の運動
章末問題
第3章 エネルギー
3.1いろいろなエネルギー
3.2仕事と力学的エネルギー
3.3力学的エネルギーと熱エネルギー
3.4気体分子運動論
3.5熱機関
3.6化学エネルギー
章末問題
第4章 波 動
4.1波の性質
4.2反射・屈折・干渉・回折
4.3音 波
4.4光と電磁波
章末問題
第5章 レーザー
5.1レーザーについて
5.2レーザーの原理
5.3レーザー光の性質
5.4レーザーの種類
章末問題
第6章 電荷と電流
6.1電荷・電場・電位・コンデンサー
6.2電流と抵抗
6.3直流回路
6.4パルス回路と交流回路
章末問題
第7章 電場と磁場
7.1電流と磁場
7.2電場と磁場の中での荷電粒子の運動
章末問題
第8章 量子化学入門
8.1前期量子論
8.2量子力学の基礎
章末問題
