数理生物学

―個体群動態の数理モデリング入門―

数理生物学
著者 瀬野 裕美
分野 生物学・生物科学  > 生物学・生物科学  > 生物学
発売日 2007/05/01
ISBN 9784320056565
体裁 B5・352頁
定価 4,730円 (本体4,300円 + 税10%)
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 数理生物学におけるpopulation dynamics(個体群動態)の数理モデルの基礎と発展、特に、数理モデルの構成法(モデリング)に的を絞ったユニークな内容の数理個体群動態への入門的専門書。数理個体群動態における基礎的な数理モデルの意味や解釈、応用について網羅した丁寧な解説が特徴。
 生物個体群動態の数理モデルは、ミクロからマクロまでの幅広いスケールの生命現象のみならず、社会現象、経済現象の数理モデル研究の基礎として位置づけられる。本書は、数理生物学における数理モデルの専門的入門書として、学部専門課程あるいは大学院レベルでの講義やセミナーの参考書として十分な内容を備えている。読者の進んだ学究への要求に応えるべく、最近までに出版された、数理生物学に関連する優れた専門書の多くを参考文献リストに加えてあることも特徴。和洋書を通じて、現在出版されている類書はないといえる。
 現在、生命現象研究に関する数理モデルの役割や意義が認識され、大学・大学院の理系において、数理生物学に関わる講義も珍しくない。生物科学系の学部でも、数理モデルに関する内容を含む講義は必ずといってよいほどある。本書の読者層は大学理系学部学生以上を想定し、数理的知識が特に要求される数理的解析の内容のほとんどが参考文献にゆずられてはいるが、相当に丁寧な記述と豊富な図版により、数理モデリングに現れる数学的内容の多くは高度な予備知識なしに理解できる。本書の内容は、生物学、物理学や数学分野のみならず、社会学や経済学分野の研究者や学生にとって、現象の数理モデリングの基礎的な考え方への導入となる。
第1章 個体群サイズ変動
1.1 資源
1.2 個体群サイズ
1.3 増殖率
1.4 単一個体群と複数種個体群
1.5 密度効果

第2章 単一個体群ダイナミクス
2.1 連続世代型ダイナミクス
2.2 離散世代型ダイナミクス

第3章 相互作用の数理モデリング
3.1 Mass-action型相互作用
3.2 Michaelis-Menten型相互作用
3.3 個体群内相互作用から離散世代増殖過程へ

第4章 複数種個体群ダイナミクス
4.1 競争系
4.2 餌-捕食者系

付録A Taylor展開(Taylorの定理)
付録B Lotkaの生涯―Frank W.Notesteinによる追悼文―
付録C Volterraの生涯―Joseph Peresによる抄歴―

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