水と生命

―熱力学から生理学へ―

水と生命
著者 日本生物物理学会 シリーズ・ニューバイオフィジックス刊行委員会 編・ 永山 國昭 担当編集委員
分野 生物学・生物科学  > 生物物理学
シリーズ 生物学・生物科学  > シリーズ・ニューバイオフィジックスII 全10巻 2
発売日 2000/05/01
ISBN 9784320055414
体裁 188頁
定価 3,960円 (本体3,600円 + 税10%)
  • この本の
    内容
  • 目次
 水は本当に神秘的液体だろうか。一般に小さくて軽い分子は常温常圧で気体であるが、唯一の例外が水である。この例外は水分子間の強い相互作用から生まれ、水に特別な性質を付与する。水はあらゆる他の物質を良く溶かす。さらに水の中では実に様々な化学反応が容易に進行する。常識的すぎてかえって見えないこの事実が実は他の物質にない水の固有の性質、神秘である。
 本書では水のこの根源的な性質が、生体でどのように使われているか、生体高分子から生理機能にわたって化学熱力学の定量的な言葉で記述することを試みた。
序章 水から始まる生理機能の熱力学

第1章 水和エネルギー
1-1 水和・溶媒和と表面積―その基礎をめぐる混乱と論争
1-2 水和の熱力学
1-3 イオンと水

第2章 生体分子と溶媒和
2-1 タンパク質の選択的溶媒和
2-2 生体膜の溶媒和
2-3 タンパク質の熱力学的状態数

閑話休憩 おいしい水,おいしい酒

第3章 水と生理
3-1 水和と筋収縮
3-2 細胞の容積調節
3-3 表皮角層水分保持機能

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