ポンプとトランスポーター

ポンプとトランスポーター
著者 日本生物物理学会 シリーズ・ニューバイオフィジックス刊行委員会 編・ 平田 肇 担当編集委員・ 茂木 立志 担当編集委員
分野 生物学・生物科学  > 生物物理学
シリーズ 生物学・生物科学  > シリーズ・ニューバイオフィジックスII 全10巻 3
発売日 2000/06/20
ISBN 9784320055421
体裁 254頁
定価 4,180円 (本体3,800円 + 税10%)
  • この本の
    内容
  • 目次
すべての生命活動のエネルギー源であるATPがどのように作られるかという命題に、化学浸透圧というきわめて明快な概念を与えたのがP.Mitchellであるが、この概念の背景となる分子実体が明らかになるまで、生体エネルギー論は一般にはなじみの薄い分野であった。
現在までにこれら多くの分子実体が、イオンポンプやトランスポーターとしてタンパク質および遺伝子の両面から明らかにされ、さらに、電子線解析やX線結晶学によってその構造が明らかになり、反応機構の一部が模式的に表されるようになった。
本書では、H+、やNa+、K+、などを輸送するイオンポンプや糖、アミノ酸、ATP、薬剤などの有機分子のトランスポーターに関して、それらの分子実体、輸送反応の構造に基づいた分子機構、調節機構や他の因子との相互作用などについて紹介し、研究の歴史的背景や今後の展望について概説する。
序章 イオンポンプとトランスポーター

第1章 イオンポンプ
1-1 ATP合成酵素―回転するポンプによるエネルギー変換機構
1-2 P型ATPaseによる細胞生理の制御
1-3 複合体Iと複合IIIの構造と作動機構
1-4 オキシダーゼ―酸素呼吸を支える分子装置の分子進化と作動機構
1-5 バクテリオロドプシン―光エネルギーを利用するプロトンポンプ

第2章 トランスポーター
2-1 大腸菌ラクトーストランスポーター―溶質輸送の分子基盤を探る
2-2 グルコーストランスポーター―トランスポーター研究の一断面
2-3 アミノ酸トランスポーター―基質認識の多様性を生みだす分子基盤
2-4 ミトコンドリアADP/ATPトランスポーター―ATP合成に不可欠なヌクレオチドの輸送機構
2-5 異物排出トランスポーターによる環境適応戦略の分子機構
2-6 Na+駆動性交換輸送体―細胞内イオン環境を制御する巧みな分子装置

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