遺伝子の構造と機能
? 核高次構造
? 遺伝子制御とゲノム構造
第2章 ポストシークエンス時代の遺伝子研究
? ゲノム型プロジェクト研究時代の幕開け
? ゲノム型プロジェクト研究の性格
? ポストシークエンス時代のゲノム型プロジェクト
? ゲノム型プロジェクトの利用
? 遺伝子研究の将来
第3章 テロメアとゲノム維持機構
? テロメアとは
? 末端複製問題と細胞老化
? 細胞老化とテロメラーゼ
? 協調的結合,染色体安定性の慣性装置
第4章 転写仲介因子とヒストン修飾・クロマチン構造変化
? コアクティベーターCBPとHAT活性
? CBP以外のコアクティベーター
? CBPと形態形成
? コリプレッサー複合体
? コリプレッサーSki/Sno
? クロマチンリモデリング因子
? 核内構造および染色体構造を介した遺伝子発現制御
? エピジェネティックな遺伝子発現制御
第5章 転写開始・伸長反応の制御機構
? プロモーターの構造と基本転写因子
? RNAポリメラーゼと転写サイクル
? RNAポリメラーゼの構造変化
? 転写伸長因子のはたらき
? 基本転写因子のはたらきとその制御
? 再転写開始のためのスカフォールド形成
? CTDのリン酸化と開始・伸長反応の制御
第6章 減数分裂と遺伝子組換え
? 大腸菌recA遺伝子によるSOSシステムと接合
? 下等真核生物,酵母における組換え変異株と組換えモデル
? 哺乳動物における組換え修復と減数分裂
? 遺伝子相同組換えの応用
第7章 核内レセプターによる転写制御の分子メカニズム
? 核内レセプタースーパーファミリー
? 核内レセプターの機能
? 転写制御因子としての核内レセプター
? リガンド結合によるレセプターの構造変化と転写共役因子群との相互作用
? 核内レセプター転写共役因子複合体の機能
第8章 膜結合型転写因子のプロセシングと遺伝子発現調節機構
? フィードバック調節機構とホメオスタシス
? SREBPの構造
? 膜結合型転写因子SREBPの構造と転写活性化のメカニズム
? Site-1プロテアーゼ(S1P)
? SCAP(SREBP cleavage activating protein)
? Site-2プロテアーゼ(S2P)
? S1Pがステロール依存性にSREBPを切断する機構とは?
? regulated intramembrane proteolysis (Rip)と膜結合型転写因子
第9章 mRNAファクトリー
? mRNA ファクトリーの場所と数
? 1つのmRNA ファクトリーあたりのmRNA生産ユニット数
? mRNAファクトリーの可動性
? mRNAファクトリーにおけるRNAの加工-RNAプロセシング
? CTDはmRNAファクトリーの中枢としてはたらく
? mRNAファクトリー内の連携について
? 核外へのmRNA輸送および翻訳とmRNAファクトリー
? mRNAファクトリーの協調と制御
? mRNAファクトリーの生産高とQC
Yu博士による第10章へのイントロダクション
第10章 Transcriptional Control of Morphogenesis by Orphan Nuclear Receptors
第11章 幹細胞システムを支える遺伝子発現制御機構
? 幹細胞システム
? 胚性幹細胞の未分化性維持機構
? 造血幹細胞システムの維持機構
第12章 性の分化と遺伝子発現制御
? 生殖腺の性分化
? 生殖腺の分化を支える転写因子
? 生殖腺の分化を支える細胞増殖因子
? 生殖腺の分化を考えるうえでの今後の視点
第13章 熱ショックと遺伝子発現制御
? 熱ショック応答の基本的役割
? 熱ショック応答の分子機構
? 温熱耐性
? 個体発生
? 精子形成
? ウイルス感染
? がん関連遺伝子の機能発現
? 遺伝子変異と表現型
第14章 転写因子機能の個体レベルでの検証
? なぜ「検証」なのか?
? 生体内での転写因子作用の「多様性」と「精密さ」について
? 個体レベルでの転写因子機能の解析方法