ヒルベルト幾何学の基礎
―クラインエルランゲン・プログラム―
序文
第1章 5個の公理群
第2章 公理の無矛盾性と相互独立性
第3章 比例論
第4章 平面における面積の理論
第5章 デザルグの定理
第6章 パスカルの定理
第7章 公理I-IVに基づく幾何学的作図
付録
1.2点の最短連結線としての直線について
2.二等辺三角形の底角合同定理について
3.ポリャイ-ロバチェフスキーの幾何学の新しい基礎づけ
4.幾何学の基礎について
5.ガウスの曲率が一定な曲面について
6.数概念について
7.論理学および数論の基礎づけについて
8.無限について
9.数学の基礎
10.数学基礎論の諸問題
【エルランゲン・プログラム】
序文
1.空間の変換群,主群,一般的問題の提示
2.一つが他を包含する変換群は次々と付加される.幾何学研究の異なる型と互いの関連
3.射影的幾何学
4.写像による転移
5.空間要素を選ぶのは任意であること.Hesseの転移律.直線幾何学
6.反転の幾何学.x+iyの解釈
7.前記の拡張.Lieの球幾何学
8.点変換を基礎とする他の方法の列挙
9.すべての接触変換群について
10.任意に広がった多様体について
解説
1.エルランゲン・プログラムを書くまでのクライン
2.射影幾何学と非ユークリッド幾何学
3.エルランゲン・プログラムのその後
4.ヒルベルトについて
5.“幾何学の基礎”とその前後
6.平面上の非デザルグ幾何学
7.“幾何学の基礎”および付録I-Xの註
年表
索引