デジタル画像処理

書籍情報
シリーズ名Rで学ぶデータサイエンス 全20巻 【11】巻
ISBN978-4-320-01978-2
判型B5 
ページ数258ページ
発行年月2011年11月
本体価格3,700円
デジタル画像処理 書影
デジタル画像処理

本書では,Rを使って画像処理の基礎を概説するとともに,Rの特徴をいかした実用的な画像処理の手法を紹介する。Rはシンプルで学びやすい言語体系であり,高度な画像処理が驚くほど簡潔に記述できる。このため,本書を通じて,Rのユーザーだけでなく,プログラミングそのものになじみのなかった読者にも画像処理をより身近に感じてもらえるのではないかと思う。また,並列処理による高速化や他言語との連携方法などを取り挙げ,画像処理を他のシステムで行ってきた経験者にも興味を持ってもらえるような内容を目指した。

目次

第1章 はじめに
1.1 コンピュータと画像
1.2 本書の構成と楽しみ方
1.3 本書における表記
1.4 画像処理パッケージbiOpsとEBImage
1.5 本書の付録パッケージRImageBook

第2章 デジタル画像の基礎
2.1 アナログ画像とデジタル画像
2.2 離散化
2.3 画像の入力と表示
2.4 画像処理関数の適用
2.5 画像の保存
2.6 画像ファイルフォーマット
2.7 R での画像表現
2.8 画像の作成
2.9 画像のダウンロード

第3章 幾何学的変換
3.1 線形変換
3.2 解像度変換
3.3 回転
3.4 鏡像変換
3.5 スキュー(シアー)
3.6 平行移動
3.7 アフィン変換
3.8 画像ピラミッド
3.9 画素補間法

第4章 色,明るさ,コントラスト
4.1 モノクロ・カラー画像
4.2 明るさとコントラストの変換
4.3 画像間演算

第5章 空間フィルタ
5.1 線形フィルタ
5.2 非線形フィルタ
5.3 平滑化フィルタ
5.4 エッジ検出フィルタ
5.5 エッジ強調フィルタ
5.6 非等方拡散フィルタ

第6章 周波数フィルタ
6.1 フーリエ変換
6.2 ウェーブレット変換

第7章 特徴抽出
7.1 2値化
7.2 モルフォロジー演算
7.3 距離地図
7.4 領域分割
7.5 形状特徴パラメータ
7.6 輪郭検出
7.7 細線化と骨格化
7.8 ハフ変換
7.9 テンプレートマッチング
7.10 画像レジストレーション

第8章 3次元画像
8.1 画像スタックとスライス
8.2 CT
8.3 ファイル形式.
8.4 画像の投射
8.5 断面画像
8.6 レンダリング
8.7 ステレオビジョン
8.8 ステレオ画像

第9章 動画像
9.1 フレーム
9.2 ファイル形式
9.3 移動物体の抽出
9.4 フレーム間での同一オブジェクトの対応付け
9.5 動きの解析
9.6 状態の経時的変化

第10章 対話的な処理
10.1 graphics パッケージの利用
10.2 ホワイトバランスの調整
10.3 コントラスト調整
10.4 背景減算
10.5 輝度のプロファイル測定
10.6 領域の輝度測定
10.7 画像の切り出し

第11章 画像認識
11.1 機械学習
11.2 手書き文字認識
11.3 顔画像認識

第12章 生物画像の解析例
12.1 細胞のセグメンテーション
12.2 3次元画像中の細胞数の計測
12.3 発光バクテリアの慨日リズム測定
12.4 細胞運動の追跡
12.5 神経突起の形態解析
12.6 翅の形態解析

第13章 処理の高速化
13.1 処理のベクトル化
13.2 ルックアップテーブルの利用
13.3 並列処理
13.4 64 ビットOSの利用
13.5 メモリの節約
13.6 オブジェクトの単純化

第14章 外部ツールの利用
14.1 C言語との連携
14.2 .C() 関数を用いる方法
14.3 .Call() 関数を用いる方法
14.4 パッケージに組み込む方法
14.5 CImg
14.6 OpenCV
14.7 VTK
14.8 ImageJ

付録A Rとパッケージのインストール
付録B Rクイックリファレンス

参考文献
索引