構造化ユーザインタフェースの設計と評価―わかりやすい操作画面をつくるための32項目― 

書籍情報
ISBN978-4-320-02996-5
判型A5 
ページ数266ページ
発行年月2000年12月
本体価格3,300円
構造化ユーザインタフェースの設計と評価 書影
構造化ユーザインタフェースの設計と評価

通産省の外郭団体である(社)人間生活工学研究センター(略してHQL) のユーザインタフェース設計委員会で,ISO13407 が制定されたことをにらみ,だれでも使えるユーザインタフェースの設計・評価方法を研究。その成果が本書である。
 随所に出てくるSIDEとは構造化ユーザインタフェース設計・評価方法(Structured User Interface Design & Evaluation Method)の英語の略であり,この業界では大権威であるドナルド・ノーマン博士の命名である。また、同じく大権威のシュナイダーマン博士のおすみつきをもらっている手法である。
SIDEの特徴として,UIを構築するうえで重要な設計項目とその項目に関する活用事例をまとめた。これらのデータベースとユーザの情報処理プロセスに沿ってUIの設計と評価ができる。
UIデザインプロセスの各ステップで必要となる作業(情報の把握,構造化,デザインおよび評価)をフォーマットや所定の方法によって行うことができる。
設計者のスキルのレベルに対応するなど,いろいろな使い方が可能である。この分析的な方法により,未経験者でもUI構築が可能となり,経験者も事例などにより発想の幅が広がり,精緻で検討もれのないUIを構築できるのである。
ISO13407が整備されるにつれ,それにのっとった手法の確立がのぞまれるが,それを目指した書。

目次

第1章 SIDEとは
1.1 SIDEの考え方
1.2 SIDE構築の背景
1.3 SIDEの構造
1.4 SIDEの構成

第2章 SIDEの使い方
2.1 SIDEの構成
2.2 デザインプロセスとフォーマット類
2.3 情報の把握のフォーマット
2.4 情報の構造化のフォーマット
2.5 UIコンセプトの構築方法
2.6 UIフローチャートの活用方法
2.7 UIデザインフォーマット
2.8 UI評価フォーマット

第3章 UI設計項目
3.1 ユーザにとってよいUIシステムの構築
3.2 ユーザのやる気の醸成
3.3 効率のよいインタラクションの構築
3.4 共通手段

第4章 高齢者が楽しんで使えるFAX付き電話機
4.1 基本的考え方
4.2 情報の把握
4.3 情報の構造化
4.4 タスク分析
4.5 UIコンセプト
4.6 UIフローチャート
4.7 本体デザイン案
4.8 UIデザインフォーマットによるデザイン検討
4.9 画面インタフェースデザイン案
4.10 UI評価
4.11 トラブルに関する検討
4.12 感想

第5章 Web上のショッピングモール
5.1 基本的考え方
5.2 情報の把握
5.3 情報の構造化
5.4 タスク分析
5.5 UIコンセプト
5.6 UIフローチャート
5.7 UIデザインフォーマットによるデザイン検討
5.8 画面インタフェースデザイン案
5.9 UI評価
5.10 UI改善案
5.11 感想

第6章 ビジネスマンが仕事で使える携帯電話
6.1 基本的考え方
6.2 情報の把握
6.3 情報の構造化
6.4 タスク分析
6.5 UIコンセプト
6.6 UIフローチャート
6.7 UIデザインフォーマットによるデザイン検討
6.8 画面インタフェースデザイン案
6.9 ハード部分のデザイン案
6.10 UI評価
6.11 感想

第7章 映画案内
7.1 基本的考え方
7.2 情報の把握
7.3 情報の構造化
7.4 UIコンセプト
7.5 UIフローチャート
7.6 UIデザイン案
7.7 画面インタフェースデザイン案

第8章 ユーザインタフェース関係情報
8.1 認知関係情報
8.2 ユーザテスト
8.3 フォーマット

参考文献