物理学最前線 24

書籍情報
シリーズ名物理学最前線 全31巻 【24】巻
ISBN978-4-320-03256-9
判型A5 
ページ数208ページ
発行年月1989年05月
本体価格2,000円
物理学最前線 24 書影
物理学最前線 24

人工原子「スーパーアトム」:人工的に原子を作り出すことは人類の大きな夢の1つである。最近,半導体の微小球形ヘテロ接合を用いた人工原子が提案され,スーパーアトムと名づけられた。

相対論的原子核衝突:相対論的エネルギーでの原子核衝突過程は,物質の全く新しい相を調べる手がかりとなると同時に,量子力学と相対性理論の接点となる,原理的に未知の世界である。

高リュードベリ原子:高励起状態にあるリュードベリ原子は,原子や分子の徴視的世界と,われわれが日常生活している巨視的世界の中間に位置しており,さまざまな面白い挙動を示す。

目次

人工原子「スーパーアトム」=井下猛
1章 はじめに

2章 スーパーアトムとは

3章 半導体中の浅い準位の電子状態

4章 スーパーアトムの電子状態

5章 スーパーアトムの作製に向けて

6章 おわりに

相対論的原子核衝突=小玉剛
1章 はじめに

2章 一体分布関数

3章 核内カスケード計算

4章 パイ中間子発生と核の平均場の影響

5章 相対論的クーロン励起

6章 相対論的平均場の理論とその変換性

7章 おわりに

高リュードベリ原子=松沢通生
1章 はじめに

2章 高リュードベリ原子とは?―その基本的性質

3章 量子欠損理論―原子イオンの内部構造の影響

4章 外場中の高リュードベリ原子

5章 高リュードベリ原子を作る

6章 衝突する高リュードベリ原子

7章 空洞量子電磁気学

8章 極低速電子線源としての高リュードベリ原子

9章 量子カオス―磁場中の高リュードベリ原子再訪