物理学最前線 26

書籍情報
シリーズ名物理学最前線 全31巻 【26】巻
ISBN978-4-320-03270-5
判型A5 
ページ数206ページ
発行年月1990年03月
本体価格2,330円
物理学最前線 26 書影
物理学最前線 26

トンネル顕微鏡の物性:走査型トンネル顕微鏡におけるトンネル現象の機構を,現象論的な取り扱いから第1原理的計算によるシミューレションの結果まで,広範囲にわたって紹介する。

超対称性理論:現在の素粒子の標準模型のもつ問題点を解決できる最有力候補である超対称性理論および,この理論の予言する超対称粒子の実験的探求の現状を平易に解説する。

三角格子上の物理:相とは,相関とは,そして秩序とは何か,それぞれの原点を三角格子上のフラストレーション現象の中に探って,相転移論一般の新しい展開と構築の方向を示唆する。

目次

トンネル顕微鏡の物性=大西楢平
1章 はじめに

2章 STM像

3章 トンネル電流の空間分布

4章 探針・表面電子状態の影響

5章 STMシミュレーション

6章 今後の展望

超対称性理論=原康夫
1章 はじめに

2章 標準理論を超える理論としての超対称性理論のあらまし

3章 超対称粒子の実験的探求

4章 対称性

5章 ウェス-ズミノ模型

6章 超空間と超場

7章 おわりに

三角格子上の物理=長谷田泰一郎・目片守
1章 相転移―多粒子が繰り広げる相関の世界

2章 三角格子とフラストレーション

3章 三角格子上のイジングスピン系―最強のフラストレーション

4章 三角格子上の古典的連続スピン―容易に消えないフラストレーション

5章 三角格子上の量子スピン―究極のフラストレーション

6章 むすび―三角格子研究の軌跡と地平線