メタセシス反応 日本化学会 編・森 美和子著 書籍情報シリーズ名化学の要点シリーズ 【2】巻ISBN978-4-320-04407-4判型B6 ページ数112ページ発行年月2012年01月本体価格1,500円 メタセシス反応 書影 合成化学の一手段として今後さらに利用・発展することが期待される分野であるメタセシス反応。本書は有機化学の基礎的な部分をすでに学んだ学部学生の方を対象に書き記されており,この分野の基礎を学ぶのに最適な1冊となっている。 図による解説とともに,第一線の研究者が執筆にあたっているコラムでは,具体例や関連する最先端の研究事例が多数紹介されている。 amazon 紀伊國屋書店 honto ヨドバシ・ドット・コム 楽天ブックスセブンネットショッピング HonyaClube-hon TSUTAYA 紀伊國屋書店(新宿本店)丸善ジュンク堂書店文教堂旭屋倶楽部東京都書店案内
目次第1章 メタセシス反応とは 第2章 二重結合どうしのメタセシス反応(オレフィンメタセシス,アルケンメタセシス) 2.1 分子内二重結合どうしのメタセシス反応―環状化合物の合成 2.2 分子間二重結合のメタセシス反応(クロスオレフィンメタセシス) 2.3 環状化合物の開閉環メタセシス反応 2.4 触媒的不斉オレフィンメタセシス 第3章 二重結合と三重結合の間でのメタセシス反応(エン-インメタセシス) 3.1 分子内の二重結合と三重結合の間でのメタセシス反応による環状化合物の合成 3.1.1 分子内にアルケンとアルキンを持つ化合物のメタセシス反応 3.1.2 分子内の2 個のアルケンと1個のアルキンを持つ化合物のメタセシス反応 3.2 分子間の二重結合と三重結合とのメタセシス反応を利用したジエンの合成(クロスエン―インメタセシス) 3.3 アルキンを側鎖に持つシクロアルケンの開閉環メタセシス 第4章 三重結合どうしのメタセシス反応(アルキンメタセシス) 4.1 アルキンメタセシスとは 4.2 閉環アルキンメタセシスによる環状化合物の合成 参考文献 索引