アクセスランキング

01位
数学のための英語教本―読むことから始めよう― 
02位
入門計量経済学
03位
実用的でないPythonプログラミング―楽しくコードを書いて賢くなろう!― 
04位
サーストン万華鏡―人と数学の未来を見つめて― 
05位
ジオダイナミクス 原著第3版
  • ニュースメール
  • アフターサービス
  • facebook

岩石・鉱物のための熱力学

書籍情報
ISBN978-4-320-04676-4
判型A5 
ページ数160ページ
発行年月2012年09月
本体価格2,500円
岩石・鉱物のための熱力学 書影
岩石・鉱物のための熱力学

熱力学は,導入部を厳密に行おうとすると多くの難解な微積分の式が登場し,複雑で難しい印象を与えてしまう。しかしながら,実用的な熱力学は決してそれほど難しくはなく,理解できる科目である。地球の構成物質である岩石・鉱物の生成環境を探る上で,熱力学は重要な科目であり,その理解なくしては岩石・鉱物の成因の研究は成り立たないといっても過言ではない。本書では,大学の教養科目としてとりあえず熱力学の基礎を学習してきたことを前提に,岩石・鉱物および熱水溶液の熱力学的取り扱いに関して解説する。特に,熱水溶液についての解説は,他書には見られない本書の特長のひとつである。

目次

第1章 熱力学ポテンシャル
1.1 物質の安定関係とギブスエネルギー
1.2 熱力学ポテンシャル
1.3 ギブスエネルギーの温度・圧力依存性
1.4 化学ポテンシャル
1.5 鉱物に対する熱力学的データ
1.6 生成ギブスエネルギーと見掛けの生成ギブスエネルギー

第2章 気体の熱力学
2.1 理想気体
2.2 実在気体とフガシティー
2.3 実在気体に対する状態方程式
2.4 混合気体
2.5 気体が関与した化学平衡
2.6 H2OとCO2の熱力学的データ

第3章 固溶体の熱力学
3.1 理想溶液
3.2 正則溶液
3.3 離溶現象
3.4 非対称正則溶液
3.5 元素分配と地質温度計・圧力計
3.6 多席固溶体

第4章 鉱物共生の熱力学
4.1 ギブスの相律
4.2 鉱物学的相律
4.3 岩石構成成分の熱力学的取り扱い
4.4 組成-化学ポテンシャル図
4.5 負の自由度と多束線図
4.6 完全移動性成分の関与した系に対する熱力学ポテンシャル
4.7 化学反応式の求め方
4.8 log f O2-log f S2
4.9 ギブスエネルギー最小化法による相平衡計算
4.10 鉱物相平衡計算ソフトウェア

第5章 水溶液の熱力学
5.1 水と水溶液
5.2 非対称基準系
5.3 溶質の活動度係数
5.4 溶存種と溶存種濃度の計算
5.5 鉱物と水溶液間の平衡

第6章 岩石-水相互作用の熱力学
6.1 岩石-水相互作用
6.2 溶存種に対する熱力学的データ

記号と定数
参考文献
索引