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生物の光障害とその防御機構

書籍情報
シリーズ名シリーズ・光が拓く生命科学 全8巻 【4】巻
ISBN978-4-320-05535-3
判型A5 
ページ数202ページ
発行年月2000年07月
本体価格3,600円
生物の光障害とその防御機構 書影
生物の光障害とその防御機構

生物は太陽の光を浴びて進化し現居住区の光環境に順応しながら生存している。その中でも特筆すべきは,30億年以上の長い進化の過程で,光障害を防御する機能を獲得したことである。しかし近年の成層圏オゾンの破壊による光環境の変化は,生態系のバランスをくずし異常な事態に向かう可能性を秘めている。本書では,第1章でオゾン層破壊と地上の太陽紫外線環境を展望し,第2章では生物が進化の過程で獲得してきた紫外線障害の修復機能を原核生物と植物を例にとり,第3章ではヒトの光受容センサーである皮膚にターゲットを絞り,皮膚と光,特に紫外線が皮膚に与える損傷と防御機構について,第4章では人体をマクロにとらえ,健康にかかわる眼の光障害,光老化,光ストレスなどの今日的話題を,第5章では生物の遺伝情報が光障害とどうかかわるかをDNAの目で見ようというものである。

目次

第1章 オゾン層破壊と地表の太陽紫外線

第2章 生物は紫外線障害をどう修復するか
2-1 原核生物の紫外線傷害と修復
2-2 植物の葉はなぜ日焼けしないのか?
2-3 環境紫外線に対する微生物の応答とバイオセンサーとしての利用

第3章 皮膚の光障害と防御機構
3-1 光ではじまる皮膚障害―サンバーンとサンタン
3-2 免疫抑制の仕組み
3-3 紫外線による皮膚発がん

第4章 健康と光障害
4-1 眼の光障害―白内障と雪目
4-2 皮膚の光老化はなぜ起こる―光に当たらなければ老けない
4-3 光と精神機能

第5章 遺伝情報をまもる
5-1 DNA損傷・修復の化学プロセスと機能
5-2 紫外線とアポトーシス

用語解説