基礎と応用現代微生物学

書籍情報
ISBN978-4-320-05709-8
判型A5 
ページ数256ページ
発行年月2010年12月
本体価格3,000円
基礎と応用現代微生物学 書影
基礎と応用現代微生物学

微生物は目に見えないが,地球のいたるところに生息している。事実,腸管や口腔にも細菌がすんでいて,特有のフローラ(微生物コミュニティ)を形成している。
微生物のなかにはヒトに不快感や恐怖感を与えるものもいるが,食品製造や醸造に使われる「麹菌,酵母および乳酸菌」のほか,抗生物質や免疫抑制剤をつくる「放線菌」のように,ヒトの健康維持に役立つ微生物もいる。
本書は,おもに,医薬・医療分野のほか,食品学・発酵学分野,ならびに生物科学分野の学生を対象に,広く微生物に関する基礎知識を得てもらうとともに,微生物の特異的機能や利用法を知ってもらうことを目標とした。
〔日本図書館協会選定図書〕

目次

【基礎編】
第1章 微生物学の黎明期
1.1 微生物が出現した時期
1.2 微生物学を築いた人々
1.3 「ウイルス]という概念の誕生

第2章 微生物の生育と代謝・殺菌と滅菌
2.1 微生物における「発育」とは
2.2 微生物の生育と酸素
2.3 微生物の代謝
2.4 細胞内に取り入れた糖のゆくえ
2.5 滅菌と消毒の違い
2.6 細菌を特定するための検査法
2.7 特定病原体と感染症法

第3章 微生物の分類
3.1 細菌と古細菌
3.2 放線菌
3.3 糸状菌
3.4 酵母
3.5 原生動物(原虫)
3.6 ウイルス
3.7 ウイロイドとプリオン

【応用編】
第4章 医薬・医療分野の微生物学
4.1 感染症の原因菌と治療薬
4.2 抗生物質の作用機序
4.3 薬剤耐性菌
4.4 ウイルス感染と免疫システム
4.5 移植医療への抗生物質のかかわり
4.6 口腔内の微生物

第5章 発酵と食品分野の微生物学
5.1 乳酸菌
5.2 発酵工業と微生物
5.3 発酵食品と微生物
5.4 酒類

第6章 環境分野の微生物学
6.1 環境を守る微生物
6.2 植物からエタノールをつくる微生物

参考文献
索引