公衆衛生学 改訂版

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書籍情報
ISBN978-4-320-06135-4
判型A5 
ページ数268ページ
発行年月2000年04月
本体価格3,500円
公衆衛生学 書影
公衆衛生学

 本書は1995年,公衆衛生一般の概要を学ぶために編述されたものである。以来,各章とりわけ衛生法規など堅苦しいとされるところも比較的平易に記述されていて,学習上必須の内容についても習得しやすいとの評価を得てきた。したがって,部分的な加除修正を行いながら増刷を行ってきた。
 しかし,基本的な諸法令が改正され,とくに伝染病についても感染症予防法として新しく分類され,より適切な医療とマッチした対策が講じられるよう配慮されてきている。また,地球温暖化,内分泌撹乱物質,放射能汚染など課題の多い項目についても,より適切な内容に改めなければならない。さらに,2000年4月からは介護保険法が施行され,老人保健については従来にも増して,その対応についてのより広範な知識が必要である。
 これらのことにより,本書も表,図を含め,かなりの部分で改訂することになった。

目次

第1章 公衆衛生の概念
1.1 公衆衛生の定義
1.2 公衆衛生活動
1.3 健康の定義

第2章 公衆衛生の歴史
2.1 世界における公衆衛生史
2.2 わが国における公衆衛生の発展

第3章 人口と公衆衛生
3.1 わが国における人口の動向
3.2 人口ピラミッド
3.3 人口の高齢化と公衆衛生

第4章 衛生統計
4.1 衛生統計の意義
4.2 人口静態統計
4.3 世界の人口
4.4 人口動態統計
4.5 生命表
4.6 疾病統計

第5章 疫学
5.1 疫学の意義
5.2 疫学調査の概要
5.3 感染症の疫学
5.4 寄生虫疾患の疫学

第6章 衛生行政
6.1 衛生行政の沿革
6.2 衛生行政の組織
6.3 一般衛生行政の活動

第7章 公衆衛生活動
7.1 母子保健
7.2 成人保健
7.3 老人保健
7.4 介護保険制度
7.5 感染症
7.6 結核
7.7 難病
7.8 精神保健

第8章 学校保健
8.1 学校保健の目的
8.2 学校保健の組織と運営
8.3 学齢期の健康状況
8.4 保健教育
8.5 保健管理
8.6 学校給食

第9章 労働衛生
9.1 労働衛生の概念
9.2 労働衛生に関係する主な法規
9.3 職業病(職業性疾患)と業務上疾患および作業関連疾患
9.4 職業性疾患発生の条件
9.5 労働災害・業務上疾病の発生状況
9.6 労働衛生対策の基本
9.7 快適な職場環境の形成
9.8 心身両面の健康増進対策
9.9 地域産業保健センターおよび都道府県産業保健推進センター

第10章 環境衛生
10.1 環境衛生の意義
10.2 大気
10.3 飲用水
10.4 廃棄物処理
10.5 そ族・衛生動物の防除
10.6 衣服の衛生
10.7 住居の衛生
10.8 地球規模の環境破壊
10.9 ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン(ダイオキシン)
10.10 外因性内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)

第11章 公害
11.1 公害の概念
11.2 大気汚染
11.3 水質汚濁
11.4 土壌汚染と地盤沈下
11.5 騒音・振動・悪臭
11.6 地球環境問題
11.7 化学物質による環境汚染
11.8 公害健康被害補償制度

第12章 衛生法規
12.1 一般衛生行政関係法規
12.2 特別な衛生行政関係法規

第13章 保健医療分野での国際協力
13.1 国際保健医療協力の状況
13.2 世界保健機関

第14章 社会保障・社会福祉
14.1 社会保障・社会福祉の概念
14.2 社会保障と保険医療
14.3 社会福祉

第15章 医療制度
15.1 医療施設
15.2 医療従事者
15.3 医療費

参考文献

問題の略解

索引