やさしい分子薬理学―分子構造から薬理活性へ―(CD-ROM付き) 

書籍情報
ISBN978-4-320-06166-8
判型B5 
ページ数224ページ
発行年月2010年02月
本体価格3,800円
やさしい分子薬理学 書影
やさしい分子薬理学

薬の作用を分子レベルで理解することは,薬の性質を理解して適切に使用する上で,また新薬を発見・創出する上で,非常に大切である。本書では代表的な医薬分子を140種類取り上げ,医薬分子が疾病に関与する標的分子をどのように制御するか,立体的な分子像で視覚的にわかりやすく解説する。
付録CDには,全カラー図とDSVというソフトを収録。DSVを実行し,分子を回転・併進・拡大・移動させることにより,本書中の医薬分子の立体構造や,医薬分子と標的分子の相互作用を自由自在に観察することができる。本書により,分子薬理学の概念を理解し,その面白さと有用性を感じることができる。
薬学・看護・医学系学部2年以上の必携書。

目次

第1章 医薬分子の作用とは
1.1 医薬分子の分子レベルでの作用
1.2 標的分子に対する医薬分子の作用の仕方
1.3 医薬分子に必要な化学的特徴
1.4 タンパク質の構造
1.5 医薬分子と標的分子間に働く力

第2章 感染症に効く薬
2.1 バクテリアの細胞壁を破壊する抗菌薬
2.2 バクテリアのタンパク質合成を阻害する抗菌薬
2.3 バクテリア内の物質代謝を阻害する抗菌薬
2.4 抗菌薬に対する耐性
2.5 抗真菌薬

第3章 抗ウイルス薬
3.1 ウイルスの構造
3.2 抗HIV 薬
3.3 抗インフルエンザ薬
3.4 その他の抗ウイルス薬

第4章 抗がん薬
4.1 DNA を標的とする薬
4.2 タンパク質を標的とする抗がん薬

第5章 抗炎症薬および抗アレルギー薬
5.1 抗炎症薬
5.2 胃潰瘍を治す薬
5.3 抗アレルギー薬

第6章 糖尿病と脂質異常症に対する薬
6.1 抗糖尿病薬
6.2 脂質異常症に対する薬

第7章 血流を制御する薬
7.1 血圧を下げる薬
7.2 抗血栓薬
7.3 その他の循環器疾患の薬

第8章 その他の医薬分子
8.1 免疫抑制薬
8.2 骨粗鬆症に対する薬
8.3 神経疾患に効く薬

Appendix I Discovery Studio Visualizer 2.5 の使い方
Appendix II 本書に出てきたすべての立体構造情報の出典