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図解よくわかる機械加工

書籍情報
ISBN978-4-320-08188-8
判型B5 
ページ数200ページ
発行年月2012年04月
本体価格2,800円
図解よくわかる機械加工 書影
図解よくわかる機械加工

本書は,もの造りの基本・根本である機械加工学(切削,研削,放電加工,CAD/CAM)の基礎を勉強しようとする人,特に大学,専門学校,高等訓練校などの機械系の学生,そして民間企業の機械系関連の営業の人のための入門書である。
本書では機械加工法における種々の加工方法や生産・製造に関する技術を系統的に学習する。そして,読者自身が機械加工法の全容を把握し,合理的な加工法を企画し,実施する能力を養う。
本書の最大の特徴は,図および表の数が250以上と非常に多いことである。これは,読者の内容の理解に大いに役立ち,さらに,図のあちらこちらに「正太郎君」というキャラクターが登場し,各章および各節における学習のポイントをわかりやすく解説したところにある。

目次

第1章 加工方法の概要
  1.1 機械加工法とその目的
  1.2 種々の加工法の分類
    1.2.1 加工法の分類について
    1.2.2 除去加工法
    1.2.3 付加加工法
    1.2.4 変形加工法(成形加工)
  1.3 工作機械とその種類
    1.3.1 工作機械について
    1.3.2 工作機械の種類について
    1.3.3 工作機械の運動機能について
  1.4 工具について
    1.4.1 切削工具
    1.4.2 研削工具
    1.4.3 測定・検査工具
    1.4.5 作業用器具
  1.5 切削材料(工作物材料)の被削性
    1.5.1 鋼
    1.5.2 鋳鋼と鋳鉄
    1.5.3 非鉄金属
  1.6 切削油剤
    1.6.1 切削油剤の作用
    1.6.2 不水溶性切削油剤
    1.6.3 水溶性切削油剤

第2章 切削理論の基本
  2.1 切削加工とは
    2.1.1 切削加工とその特徴
    2.1.2 切削機構 cutting mechanism
    2.1.3 切れ味と切削比
    2.1.4 2次元切削と3次元切削
  2.2 切削理論の基本
    2.2.1 切削機構上のせん断変形
    2.2.2 切屑(きりくず)の生成
    2.2.3 せん断角と切削速度について
    2.2.4 せん断ひずみ・せん断角とすくい角について
  2.3 切屑形態
    2.3.1 流れ型切屑(flow type)
    2.3.2 せん断型切屑(shear type)
    2.3.3 き裂型切屑(crack type)
    2.3.4 むしり型切屑(tear type)

第3章 切削抵抗
  3.1 切削抵抗
    3.1.1  切削抵抗とは
    3.1.2 バイトのすくい面の摩擦係数
    3.1.3 工作物内部のせん断面におけるせん断応力と圧縮応力
    3.1.4 せん断面のせん断応力について
  3.2 切削抵抗の測定法
    3.2.1 水晶圧電式力センサによる切削動力測定方法の特徴
  3.3 切削抵抗と諸関係
    3.3.1 切削速度と切削抵抗との関係
    3.3.2 切削抵抗とノーズ半径との関係
  3.3 切削動力

第4章 構成刃先,切削条件,加工精度
  4.1 構成刃先
    4.1.1 構成刃先とは
    4.1.2 構成刃先の生成
    4.1.3 構成刃先の発生防止方法
  4.2 切削条件の基本
    4.2.1 切削速度
    4.2.2 回転数
    4.2.3 切込量
    4.2.4 1回転あたりの送り量
  4.3 加工精度
    4.3.1 加工精度とは
    4.3.2 図面と仕上面粗さ(JISにおける加工の表示について)
    4.3.3 表面性状のJIS記号について
    4.3.4 切削加工後の仕上面粗さ
  4.4 加工後の加工変質層と工作物表面粗さ
    4.3.1 加工変質層とその対策
    4.3.2 切削速度と面粗さ

第5章 切削熱と切削シミュレーション
  5.1 切削熟
    5.1.1 切削熟の発生
  5.2 切削温度の測定法
    5.2.1 切削温度の測定
    5.2.2 切屑の色で判定する方法
    5.2.3 熱放射計による測定
  5.3 切削勲と切削抵抗
  5.4 切削シミュレーション

第6章 工具損傷・摩耗と工具寿命
  6.1 切削工具の損傷・摩耗
  6.2 工具損傷(摩耗)の発生機構
    6.2.1 機械的作用による摩耗の機構
    6.2.2 物理,化学的作用による摩耗の機構
  6.3 工具損傷(摩耗)の形態
    6.3.1 すくい面(クレータ)摩耗
    6.3.2 逃げ面(フランク)摩耗
    6.3.3 チッピング
    6.3.4 溶着,付着
    6.3.5 境界摩耗
    6.3.6 熱き裂
  6.4 工具寿命
    6.4.1 工具寿命の判定基準
    6.4.2 工具の寿命曲線

第7章 旋削
  7.1 旋盤とは
  7.2 旋盤の種類
  7.3 バイト
    7.3.1 バイトとその分類
    7.3.2 バイト刃先各部の名称と形状
    7.3.3 バイトと材質と形状

第8章 ボール盤加工
  8.1 ボール盤とその作業
    8.1.1 ボール盤とは
    8.1.2 ボール盤作業の種類と特徴
  8.2 ボール盤の種類と特徴
    8.2.1 直立ボール盤
    8.2.2 卓上ボール盤
    8.2.3 ラジアル・ボール盤
    8.2.4 多軸ボール盤
    8.2.5 多頭ボール盤
    8.2.6 深穴ボール盤

第9章 フライス加工
  9.1 フライス加工とは
  9.2 フライス盤の種類と構造
    9.2.1 フライス盤の種類
    9.2.2 横フライス盤
    9.2.3 立てフライス盤
  9.3  フライス加工の工具
    9.3.1 正面フライス(使用機械:フライス盤,マシニングセンタ,プラノミラー)
    9.3.2 エンドミル(使用機械:フライス盤,マシニングセンタ)
    9.3.3 ドリル(使用機械:ボール盤,旋盤,フライス盤,マシニングセンタ)
    9.3.4 リーマ(手廻し作業,ボール盤,旋盤,フライス盤,マシニングセンタ)
    9.3.5 ガンドリル,ガンリーマ(使用機械:ガンドリルマシン)

第10章  研削加工
  10.1 研削加工の基礎と機械部品・金型製作
  10.2 研削盤とは
  10.3 研削盤の種類と構造
    10.3.1 平面研削盤
    10.3.2 円筒研削盤
    10.3.3 内面研削盤
    10.3.4 心なし研削盤
  10.4 研削砥石の選択基準
    10.4.1 砥粒の選び方
    10.4.2 粒度の選び方
    10.4.3 結合剤の選び方
    10.4.4 結合度の選び方
    10.4.5 組織の選び方
  10.5 ダイアモンド砥石とCBN砥石
  10.6 光学式ならい研削加工(プロファイル研削加工)
  10.7 クリープ・フィード研削

第11章 歯切り盤とそのほかの工作機械
  11.1 歯切り盤の種類
  11.2 歯切り形式と原理
  11.3 主な刃切り盤の種類と特徴
    11.3.1 ホブ盤
    11.3.2 歯車形削り盤(ギヤシェーパ) 
  11.4 彫刻機
  11.5 心立て盤
  11.6 転造機

第12章 放電加工
  12.1 放電加工とは
    12.1.1 はじめに
    12.1.2 放電の種類
    12.1.3 放電加工の加工原理
    12.1.4 熱解析シミュレーション
    12.1.5 機械工作法の分類と放電加工
  12.2 形彫り放電加工の基本知識
    12.2.1 形彫り放電加工機の基本構成
    12.2.2 放電加工機の種類(Z軸の電極の駆動方式)
  12.3 形彫り放電加工の加工電源方式
    12.3.1 RC(抵抗・コンデンサ)充放電回路
    12.3.2 トランジスタ充放電回路
  12.4 形彫り放電加工の電気条件
  12.5 形彫り放電加工の加工液
  12.6 形彫り放電加工の加工特性の基本知識
    12.6.1 加工速度
    12.6.2 加工精度
    12.6.3 電極消耗比
    12.6.4 加工特性の選定の目安

第13章 NC工作機械
  13.1 NC(数値制御)とは
    13.1.1 NCとは
    13.1.2 NC工作機械
    13.1.3 NC工作機械とその構成
    13.1.4 NC工作機械の制御方式
    13.1.5 サーボ機構の仕組み
    13.1.6 NC工作機械特徴と種類
  13.2 プログラミング
  13.3 座標系の指令方式

第14章 3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステム
  14.1 3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムの必要性
    14.1.1 技術的な背景(コンピュータ技術,メカトロニクス技術)
    14.1.2 社会的な背景におけるダウンサイジング化
    14.1.3 社会的な背景におけるネットワークによる分散化
  14.2 従来の部品,金型設計・製作の流れ
  14.3 3D4CNシステムによる部品,金型設計・製作の流れ
    14.3.1 CAD(設計)
    14.3.2 CAE(金型設計解析)
    14.3.3 CAM(金型加工)
    14.3.4 CAT(製品検査)
  14.4 3D4CNシステムのハードウェアと情報の流れ
    14.4.1 ハードウェアの基本構成
    14.4.2 ハードウェア上の情報の流れ
  14.5 現状と今後の展望課題

参考文献
索引