磁気工学の解析法 日本磁気学会 編・三俣 千春著 書籍情報シリーズ名現代講座・磁気工学 【2】巻ISBN978-4-320-08588-6判型A5 ページ数236ページ発行年月2013年09月本体価格3,400円 磁気工学の解析法 書影 日本磁気学会編纂の教科書シリーズの一巻として,磁気工学の全般に対して解説を行っている。特に磁気工学の基礎となる磁化過程を理解するために必要な要素について,解析モデルを用いて実際に磁化曲線を解析的あるいは数値的に計算可能にすることに主眼を置いている。磁気現象の物理として,数式を用いた解析モデルは重要であり,これを理解するための方法論を詳説している。 amazon 紀伊國屋書店 honto ヨドバシ・ドット・コム 楽天ブックスセブンネットショッピング HonyaClube-hon TSUTAYA 紀伊國屋書店(新宿本店)丸善ジュンク堂書店文教堂旭屋倶楽部東京都書店案内
目次第1章 スピン模型 1.1 磁気モーメント 1.2 交換定数の現象論 1.3 分子場近似 1.4 イジングスピン模型 1.5 ハイゼンベルグ模型 第2章 磁気異方性 2.1 磁気異方性の概論 2.2 結晶磁気異方性 2.3 その他の磁気異方性 2.4 磁歪 第3章 磁化過程の解析法 3.1 スピンの運動と磁気トルク 3.2 磁性材料の模型 3.3 模型の解法 3.4 磁化反転 3.5 磁区・磁壁 第4章 磁性材料の特徴 4.1 保磁力 4.2 透磁率 4.3 硬磁性材料 4.4 軟磁性材料 4.5 磁気抵抗材料 第5章 磁気共鳴 5.1 共鳴現象の基礎 5.2 強磁性共鳴 5.3 スピンの運動方程式 5.4 共鳴条件と動的過程 5.5 スピントルク発振