図説竹工芸―竹から工芸品まで― 

書籍情報
ISBN978-4-320-09207-5
判型B5 
ページ数358ページ
発行年月1974年12月
本体価格10,500円
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図説竹工芸

(序より抜粋)
 科学の進歩につれて良いものができても,自然物の良さがまた見直されてくる。中でもすぐれた性質を持つ竹は,利用の面は広大で,その工芸品もまた限りなく多いが,その技術を体系的にまとめたものはない。昭和8年竹芸を志し,昭和23年に出した「図説竹細工の実際」は,その意を尽くすことは出来なかった。が,その後もあとう限りつとめて,これをまとめたのが本書である。
 “竹はその心になって加工せよ”といわれるように,竹の性質を無視しては良いものは生まれない。すなわち,
1.繊細で軽快さは竹の生命であるが,精巧になればなるほど健康さを失うともいわれ,その軽快さの中にいかにして重厚さをもたせるか,
2.竹の張り・たわみ・質感など,竹の持ち味をどのようにして作品に発揮するか,
3.竹の弾力性を生かした力強い構成はいかにするか,……等々。
 このような見地にたって,竹のもつ野趣と力感があますところなく発揮され,竹でなくては味わえない風韻をもつ,表情豊かな作品の構成に向かって,いそしもうとするときに,本書がいささかでもお役に立てば幸いである。

目次

第1章 竹の種類とその種類

第2章 竹材

第3章 竹材の調達

第4章 材料(部材)への加工(基本工作法)

第5章 製品への構成

第6章 着色と仕上げ

第7章 ざる目編みの竹工

第8章 四つ目編みの竹工

第9章 いかだ編みの竹工

第10章 菊底編みの竹工

第11章 あじろ(網代)編みの竹工

第12章 六つ目編みの竹工

第13章 輪口編みの竹工

第14章 くもの巣およびその他の編み方の竹工

第15章 その他の竹工

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  • ISBN:978-4-320-09256-3
  • 判型/ページ数:B5 / 120ページ
  • 発行年月:1993年09月
  • 本体価格:3,200円

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