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現代経済社会入門

書籍情報
ISBN978-4-320-09648-6
判型A5 
ページ数208ページ
発売日2020年04月30日
本体価格2,500円
現代経済社会入門 書影
現代経済社会入門

新刊

 本書は現代経済社会のありようについて,読者に対して現代経済の課題を問いかけ,一緒にその問題を考えて解明していく形式で解説する。現代経済の問題を単に狭い経済学の範囲にとどめるのではなく,社会との関連で捉え,経済活動と自然環境との相互作用についても言及する。

 本書では,まず第1章において経済活動の仕組み,基本的な経済の諸問題についての問いを提示し,人間社会の中での経済の位置づけ(第2章),国民経済の流れ(第3-4章),戦後日本経済の到達点と課題(第5-7章),日本経済の国際環境(第8章)について解説したうえで,第9-11章で各論について述べる。

 執筆にあたっては,経済学の知識を持たない学生が本書を通して経済学に関心を持てるよう,難しい専門用語は避け,経済分析で必要な数式等は章末のコラムに掲げることで,本文だけでも内容が理解できるように努めた。また,各章末には基礎的な内容も含めて,読者が現実の経済社会に関心を持てるような手軽に入手できる本を中心に参考書として掲げている。

目次

第1章 経済学の課題
1.1 経済学とは
1.2 現代経済社会の諸課題

第2章 経済と社会
2.1 経済と社会をどう捉えるか?
2.2 人間社会はどのように生産水準を上昇させてきたか
2.3 人口減少に対する今後の対応

第3章 国民経済循環の概要
3.1 国民経済計算で用いられる基本図式
3.2 経済主体間の経済循環の流れ
3.3 国民経済計算勘定に基づく日本経済の循環
3.4 過去20年間の日本経済の動向と特徴

第4章 国民経済の中の企業活動
4.1 産業と国民経済
4.2 高度成長期以降の産業動向と産業構造の変化
4.3 産業が生産供給に果たしてきた役割
4.4 産業構造の変化と産業の衰退
4.5 産業構造の変化と国民経済への影響

第5章 戦後日本の経済成長の到達点と課題
5.1 戦後日本経済の到達をどうみるか
5.2 高度成長期
5.3 安定成長期(1974~91年)における日本経済の特徴
5.4 長期停滞期(1992~2014年)における日本経済の特徴
5.5 日本経済の到達と課題

第6章 日本の経済成長の原動力
6.1 経済変動における投資の特徴
6.2 需要面から見た日本の経済成長
6.3 供給面から見た日本の経済成長
6.4 高度成長期の終焉とその後の人口減少社会
6.5 人口減少下での課題

第7章 生産活動の成果と分配
7.1 生産活動主体としての企業
7.2 日本の経営方式の特徴
7.3 日本の経営方式と成果の配分の変化

第8章 日本経済をめぐる国際経済関係
8.1 戦後日本の貿易動向とその特徴
8.2 保護貿易から自由貿易体制への転換
8.3 企業活動の多国籍化の本格化
8.4 海外生産ネットワークの拡大と今後の課題

第9章 政府の役割と日本の財政赤字
9.1 政府の役割と財政赤字
9.2 財政赤字拡大の要因
9.3 財政支出と収入のあり方の検討

第10章 持続する経済成長の可能性
10.1 将来社会を展望する視点
10.2 医療・介護の需要に関する予測
10.3 様々なニーズへの対応
10.4 必要な生産物を生産するための生産性成長率
10.5 必要な生産物を生産するための就業率
10.6 様々な課題の解決を保証する経済成長

第11章 経済学の考え方と資本主義経済
11.1 古典派経済学
11.2 マルクス経済学
11.3 新古典派経済学
11.4 ケインズの経済学
11.5 第二次大戦後の経済学の潮流

索 引