顔という知能―顔ロボットによる「人工感情」の創発― 

書籍情報
ISBN978-4-320-12104-1
判型A5 
ページ数134ページ
発行年月2004年08月
本体価格2,000円
顔という知能 書影
顔という知能

顔に関する情報は,我々身体を持ったシステムが複雑な世界で生活していく知能にも関与し,顔の情報についての研究は,人間の感性や感情,強いては意識など,我々人間の高次知能の研究そのものである。
本書は,顔ロボットの研究を通して,知能機械システムと人間とのインターフェースをどうつくるのかという課題に対する解答を見出そうと試みるとともに,純粋科学として,人間の知能を創発的方法論で合理的立場から明らかにしようと試み。

目次

第1章 顔システムと表情メッセージ
1.表情の意義――盲目の人の経験
2.顔とコミュニケーション
3.顔という機械
4.アクションユニット(AU)
5.基本表情のメッセージ
6.顔エージェント

第2章 バーチャル・コミュニケーション
1.人工物システムの擬人顔表現
2.アクティブ・ヒューマン・インタフェース(AHI)
3.バーチャル・コミュニケーション

第3章 顔表情のコンピュータ認識
1.6基本顔表情の認識
2.顔表情強さの認識
3.混合表情の認識
4.顔表情の実時間コンピュータ認識

第4章 顔ロボットの設計
1.顔ロボットの設計コンセプト
2.AUに基づいた顔面の制御点
3.FMAの配置と表情表出機構
4.顔ロボットの全体構成
5.シリコン皮膚の製作と取付

第5章 顔ロボットの表情表出
1.静的な顔表情の表出
2.顔ロボットの動的表情の表出

第6章 顔ロボットと人とのインタラクション
1.表情まね
2.あなた好みの表情表出
3.顔ロボットの性格づくり
4.顔ロボットのインタラクティブ学習
5.自律的な学習と価値判断

第7章 人工感情
1.感情モデルの選択
2.学習と人工感情
3.人工感情の人工進化
4.顔と声と手
5.不気味の谷の存在
6.顔ロボットの将来