言語処理学会「創設15周年」の記念事業として学会の総力を挙げて編纂!
現在,自然言語処理技術の発展と応用システムの実用化およびweb利用の普及があいまって,自然言語処理の真の普及期が始まっている。
言語処理学会は2009年に学会創設15周年を迎え,本『言語処理学事典』はその記念事業として学会の総力を挙げて編纂した。
第1部:言語資源,第2部:基礎技術,第3部:統合技術・応用システム,第4部:言語科学の基礎,第5部:言語科学の展開という5つの大項目に分類し,その下に中項目,小項目を位置づけし体系化した。関係者必携の宝典。
編集顧問に長尾 真(国立国会図書館長),田中穂積(北陸先端科学技術大学院大学)の両先生を迎え,わが国における自然言語処理の第一線で活躍中の研究者124名が,総力を挙げて執筆した。
最先端の理論や技術,最近盛んに活用されている応用分野の紹介,また幅広い隣接分野における最新の研究成果など271項目を網羅した。
第2部の「基礎技術」と第3部の「統合技術・応用システム」は,第1部の「言語資源」を活用して実用性を発揮する。今後さらに幅広い分野で活用される。
今後,自然言語処理技術に人間の言語機能に近づく高度な能力を求めるには,第1部の「言語資源」および第4部の「言語科学の基礎」を基盤として,第5部の「言語科学の展開」の知見が重要な役割を担う。新しい技術的な転換が期待される。