知的システム工学

書籍情報
シリーズ名情報工学テキストシリーズ 【2】巻
ISBN978-4-320-12262-8
判型B5 
ページ数208ページ
発行年月2011年10月
本体価格2,500円
知的システム工学 書影
知的システム工学

 知的システム工学とは,賢いシステムを表す「知的なシステム」を研究・開発をするための工学であり,またシステムを「知的に」解析・設計するための工学という意味も持つ。
 近年,システムにはマイクロプロセッサなどの知能が組み込まれ,システムは賢くなり,システムの効用はさらに高くなってきている。本書では,このような知的で「賢い」システムを開発する方法を学ぶと同時に,システムを「賢く」開発する方法を学ぶことができる。
 人間にとって便利で快適で,かつ省資源,省エネルギーを達成するシステムを開発してゆく力を身につけるためのテキスト。

目次

第1章 システムとは何か
1.1 はじめに
1.2 知的システム工学とは
1.3 何を学ぶべきか
1.4 システムとは
1.5 機能
1.6 性能
1.7 構造
1.8 機能と構造の関係
1.9 システムの評価
1.10 システムのデザイン
1.11 知的なシステム
1.12 知的なシステムデザイン
1.13 本章のまとめ
演習問題
参考文献

第2章 問題解決のモデル
2.1 はじめに
2.2 問題とは何か
2.3 問題解決の方法
2.4 問題解決の流れ
2.5 創造の科学
2.6 システム化の要求
2.7 知的化の要求と知的化への進化
2.8 おわりに
2.9 本章のまとめ
演習問題
参考文献

第3章 知的なシステム
3.1 はじめに
3.2 人工物の定義と分類
3.3 知的人工物の定義と知的性質の基本構造
3.4 既存の知的人工物における基本構造
3.5 準知的人工物
3.6 知的人工物の必要性
3.7 人工物における知能の目的
3.8 人工物における知能の程度と分類
3.9 知的化の構造
3.10 知的化の戦略
3.11 知的化の実現方法と課題
3.12 知的メカニズムの水準
3.13 おわりに
演習問題
参考文献

第4章 システムの評価1(連続系)
4.1 はじめに
4.2 連続系のシステムの解析方法
4.3 実システムによる実験
4.4 モデリング
4.5 支配方程式の同定と解析的検討
4.6 システムダイナミックス
4.7 入出力の推定
4.8 構造の解析
4.9 おわりに
4.10 本章のまとめ
演習問題
参考文献

第5章 システムの評価2(離散系)
5.1 はじめに
5.2 離散系のシステム
5.3 確率過程
5.4 乱数(random number) 
5.5 モンテカルロ法
5.6 マルコフ連鎖
5.7 指数乱数と正規乱数
5.8 セルオートマトン
演習問題

第6章 システムの設計
6.1 はじめに
6.2 システム工学の基礎
6.3 システム計画(発想支援法) 
6.4 システム計画(代替案の検討) 
6.5 システム設計
6.6 実施計画の構築
演習問題
参考文献

第7章 最適化デザイン1
7.1 はじめに
7.2 最適化問題とは
7.3 線形計画問題
7.4 非線形計画問題
演習問題
参考文献

第8章 最適化デザイン2―シミュレーテッドアニーリング
8.1 はじめに
8.2 離散最適化問題
8.3 シミュレーテッドアニーリングとは
8.4 SAのアルゴリズム
8.5 応用例
演習問題

第9章 最適化デザイン3―遺伝的アルゴリズム
9.1 GAの歴史
9.2 生物の進化
9.3 GAの概要
9.4 GAのプロセスと特徴
9.5 交差と突然変異
9.6 選択
9.7 組合せ最適化問題へのGAの適用
演習問題
参考文献

第10章 スケジューリング問題
10.1 スケジューリング問題
10.2 ジョブショップスケジューリング問題(JSP)
演習問題
参考文献

第11章 データマイニング
11.1 はじめに
11.2 データマイニングとは
11.3 データマイニングの主な分析手法
11.4 決定木による分析
演習問題
参考文献

第12章 ゲーム理論
12.1 はじめに
12.2 ゲーム理論
12.3 協力ゲームと非協力ゲーム
12.4 ナッシュ均衡
12.5 最適確率の見解
演習問題
参考文献

索引