品質・信頼性技術

書籍情報
シリーズ名未来へつなぐ デジタルシリーズ 【4】巻
ISBN978-4-320-12304-5
判型B5 
ページ数216ページ
発行年月2011年12月
本体価格2,800円
品質・信頼性技術 書影
品質・信頼性技術

本書は,日本の生産技術と品質管理技術を支える品質・信頼性技術とは何かについて,できるだけ平易に解説している。これからの日本の技術を支える技術者やこれからそこを目指している学生にその概要がわかるように書かれている。また,本文では基礎的な内容に絞り,より専門的な内容は付録にまわしてある。特に故障メカニズム研究の最新動向について紹介しているので,専門家にも十分役立つだろう。品質・信頼性に関わるすべての技術者に対する入門書。

目次

第1章 序論
1.1 品質管理(QC: Quality Control)の歴史
1.2 不良と故障
1.3 品質・信頼性とコスト
1.4 品質保証と品質管理
1.5 品質・信頼性技術
1.6 本書の構成

第2章 信頼性の基礎数理
2.1 信頼性の定義
2.2 故障率
2.3 故障率の基本型
2.4 信頼性の特性値

第3章 ワイブル分布と統計的手法
3.1 ワイブル分布
3.2 ワイブル確率紙とその使い方

第4章 システムの信頼性
4.1 直列系
4.2 冗長系
4.3 保全を伴う系

第5章 信頼性の基礎物理
5.1 故障物理の歴史
5.2 故障物理の進め方
5.3 故障物理のモデル

第6章 半導体の故障メカニズム
6.1 静電気破壊
6.2 ラッチアップ
6.3 エレクトロマイグレーション
6.4 ストレスマイグレーション
6.5 ホットキャリヤ現象
6.6 ソフトエラー
6.7 耐湿性
6.8 ゲート絶縁膜の経時破壊(TDDB)
6.9 NBTI
6.10 機械的応力
6.11 熱疲労

第7章 品質保証システム
7.1 フェーズ1(市場調査,製品設計開発)での品質保証活動
7.2 フェーズ2(試作からプリプロダクション)での品質保証活動
7.3 フェーズ3(量産)での品質保証活動
7.4 フェーズ4(出荷後)の品質保証活動

第8章 信頼性設計
8.1 信頼性設計の基本ステップ
8.2 信頼度予測と改善策
8.3 デザインレビュー
8.4 FMEA,FTA

第9章 信頼性試験
9.1 信頼性試験とは
9.2 信頼性試験方法
9.3 加速試験
9.4 スクリーニング
9.5 加速寿命試験用抜取検査表

第10章 故障解析
10.1 故障解析とその役割
10.2 故障解析の流れ
10.3 シリコンチップレベルでの故障解析

第11章 品質管理
11.1 品質管理の基本
11.2 製造工程での品質の作り込み
11.3 データに基づく管理手法

第12章 ソフトウェアの品質・信頼性
12.1 ソフトウェアの品質とは
12.2 ソフトウェアの品質体系
12.3 外部および内部の品質特性モデル
12.4 利用時の品質特性モデル
12.5 ソフトウェア品質向上の努力
12.6 実践されるソフトウェアの品質活動
12.7 ソフトウェアの守備範囲の拡大
12.8 システムにおけるソフトウェアの影響
12.9 ソフトウェア品質のまとめ

第13章 品質・信頼性・安全性に関する規格と認証制度
13.1 品質システムに関する規格
13.2 信頼性に関する規格
13.3 安全性に関する規格

付録1 故障メカニズム研究の最新技術動向
1. NBTI
2. ソフトエラー
3. ヴィア部のエレクトロマイグレーション/ストレスマイグレーション
4. 絶縁膜の経時破壊(TDDB)

付録2 品質管理手法
1. 抜取検査
2. 相関と回帰