デジタル技術とマイクロプロセッサ

書籍情報
シリーズ名未来へつなぐ デジタルシリーズ 【9】巻
ISBN978-4-320-12309-0
判型B5 
ページ数230ページ
発行年月2012年05月
本体価格2,800円
デジタル技術とマイクロプロセッサ 書影
デジタル技術とマイクロプロセッサ

本書は,デジタル技術,そして現代の技術基盤を支えるマイクロプロセッサとは何なのかについて,デジタル技術の発展の歴史からひも解き丁寧に解説している。第1部でカルノー図を代表する回路の論理を丁寧に学び,第2部でマイクロプロセッサの原理と構造についてしっかりとわかりやすく説明している。第3部では具体例としてマイクロプロセッサを用いた応用例を示しながら,そのインタフェースやデバイス,音響の信号発生処理について解説している。各章末には演習問題も用意し,理解を促す工夫がされている。現代のデジタル技術やマイクロプロセッサの基礎を学べる入門書である。

目次

第1部 デジタル技術
第1章 デジタル技術における情報
  1.1 デジタル技術が取り扱う情報
  1.2 2進数
  1.3 数値の表記法
  1.4 2進数,8進数,10進数,12進数,16進数
  1.5 各進数の関係

第2章 数値の表記
  2.1 正の数字,負の数字
  2.2 補数
  2.3 数字と文字の表記法

第3章 ブール代数
  3.1 ブール代数とは
  3.2 ブール代数の公理
  3.3 ブール代数の定理
  3.4 論理関数
  3.5 論理関数の運用

第4章 論理素子
  4.1 論理構成の素材(人間の指,そろばん,歯車)
  4.2 論理回路構成素子(リレー,真空管,半導体)

第5章 論理回路
  5.1 論理記号
  5.2 論理回路(論理関数)
  5.3 3変数論理関数の変形と簡単化
  5.4 加算器の設計
  5.5 まとめ

第2部 マイクロプロセッサの原理と構造
第6章 マイクロプロセッサの技術背景
  6.1 計算とは
  6.2 コンピュータとマイクロプロセッサ
  6.3 コンピュータと半導体プロセス
  6.4 半導体ビジネスとグローバルスタンダード

第7章 マイクロプロセッサの基礎
  7.1 マイクロプロセッサ設計とは
  7.2 マイクロプロセッサ設計の枠組

第8章 組込みプロセッサ
  8.1 組込みとは
  8.2 データパスと制御系

第9章 汎用プロセッサ
  9.1 汎用化の仕組みとは
  9.2 命令パイプライン

第10章 マイクロプロセッサの開発
  10.1 マイクロプロセッサ設計の手法とは
  10.2 設計工程
  10.3 チップ化

第11章 マイクロプロセッサの最前線
  11.1 マイクロプロセッサ設計に求められる高度な内容とは
  11.2 マイクロプロセッサの開発傾向
  11.3 設計生産性

第3部 マイクロプロセッサのインタフェースと応用
第12章 ハードウェア・ソフトウェア間のインタフェース
  12.1 レジスタ間処理
  12.2 ポートによるインタフェース
  12.3 汎用レジスタによるインタフェース
  12.4 変数レジスタによるインタフェース

第13章 内部入出力デバイス
  13.1 ポート
  13.2 DA変換
  13.3 AD変換

第14章 表示信号発生
  14.1 LEDによる7セグメント表示
  14.2 RGBモニタの表示

第15章 音響信号発生
  15.1 音階の原理
  15.2 音響信号の発生と実験方法
  15.3 モノトーンの発生
  15.4 トーンバーストの発生
  15.5 休みの発生
  15.6 音階の発生
  15.7 重音の発生