森の根の生態学
- ISBN:978-4-320-05813-2
- 判型/ページ数:A5 / 376ページ
- 発行年月:2020年12月
- 価格:4,400円(税込)
森の中で普段目に見えない地下部の世界では,樹木が「根」を土壌に張り巡らすことで,生態系を作りだし,森を支えている。樹木の根は,太い根で体を支え,隣り合う樹木の根でネットワークを作ることにより,表層崩・・・
森の中で普段目に見えない地下部の世界では,樹木が「根」を土壌に張り巡らすことで,生態系を作りだし,森を支えている。樹木の根は,太い根で体を支え,隣り合う樹木の根でネットワークを作ることにより,表層崩・・・
21世紀は水の世紀とも呼ばれ,水に関わる諸問題の解決はSDGs(持続可能な開発目標)の中でも重要な位置を占めます。 本書は,環境中に存在する水素と酸素の安定同位体をトレーサーとして,水の循環をシ・・・
森林と災害のつながりは,日本人にとっては馴染みあるテーマであり,気候変動に伴う斜面崩壊や土石流災害が多発する現在,さらに関心は高くなっている。森林がもつ防災・減災機能のなかでも本書で扱った水土保全機能・・・
東北地方太平洋沖地震津波では,防潮堤,防波堤など多くの防災施設が破壊され,ハード対策だけで人々の生活を守ることはできない事実を突きつけられた。しかも,わが国では,より人口の集中する地域である首都圏直下・・・
環境政策,環境マネジメントにかかわる歴史,環境経済学,環境倫理学から衛生工学的な要素技術に至るきわめて幅の広い内容について詳しく解説する。世界各国多くの事例を用いて,効果的な計画手法・分析技法を紹介す・・・
主に土木・建設系を対象に,自然現象と人間社会システムとの複合した総合システムとして環境をとらえる観点で,環境システムの基本事項から地球規模の環境問題や経済影響なども含めて概説。
ミチゲーションの概念を導入することによって自然界と人間が共存できることを目標に,日本の沿岸域における環境と建造物のあり方を模索したユニークな書。