- 越境する認知科学 全13巻 【1】巻
脳のなかの自己と他者―身体性・社会性の認知脳科学と哲学―
- ISBN:978-4-320-09461-1
- 判型/ページ数:四六 / 302ページ
- 発行年月:2019年09月
- 本体価格:3,400円
本書の特徴は,「自己」と「他者」の脳内表現について,脳機能イメージング研究や脳損傷患者の症例,また心理実験のデータなど,最新の認知脳科学の知見を多数紹介している一方で,古くからの「自己」と「他者」に・・・
本書の特徴は,「自己」と「他者」の脳内表現について,脳機能イメージング研究や脳損傷患者の症例,また心理実験のデータなど,最新の認知脳科学の知見を多数紹介している一方で,古くからの「自己」と「他者」に・・・
神経美学(neuroaesthetics)とは認知神経科学の一分野であり,脳の働きと美学的経験(美醜,感動,崇高など)との関係や,脳の機能と芸術的活動(作品の知覚・認知,芸術的創造性,美術批評など)・・・
オノマトペとは,擬音語・擬態語の総称である。従来のオノマトペに関する書籍は言語学や心理学分野のものであり,関心はオノマトペという言語現象そのものであった。 それに対して本書は,人の感性を定量化す・・・
マーケティングの神様 フィリップ・コトラー博士推薦! コンシューマーニューロサイエンスの現状とその基礎となる神経科学の手法について網羅的に解説した初の本格的な教科書 コンシューマーニューロサイエン・・・
本書では,動物が群れて,社会を形成する仕組みをひも解いていく。群れの基本形が家族によることから,オスメスの関係性がどのように成り立つのか,そして生まれた仔をどのように擁護するのか,という観点から個体間・・・
「佳人薄命」「笑う門には福来る」など世間には人の心に関する多くの言説がある。それらはどこまで真実なのだろうか? 多くの人たちが一度は抱くこうした疑問に対して,近年の心理学的研究の中には,これに答えられ・・・
私たちは毎日の生活の中で,当たり前のように自己を自己と認識している。他者との関わりも欠かすことができない。では,脳の中で自己と他者の動きや心はどのように映し出されているのだろうか。 本書では・・・
本書は,あらゆる段階の数学の教授・学習に関わった著者による,誕生から大人になるまでの発達を通した数学的思考の枠組みに焦点を当てた書である。 最初に,本書で示す理論の概略を示す。次に,高校までの学・・・
私たちの美意識の基礎には進化的な基盤がある。本書は,ヒトの美的感覚を行動生物学の視点からとらえた本邦初の書籍である。ヒトの美や芸術の特徴を動物との比較によって明らかにすることで,ヒトの美の特殊性に光・・・
行動情報処理は,人間の行動に伴う様々な情報をセンサで取得し,データとして解析することで,将来の行動を予測したり,行動に内在する個性・状態・意識を理解したりする技術です。 本書では著者のこれまでの・・・