ルベーグ流 測度論と積分論
- ISBN:978-4-320-11442-5
- 判型/ページ数:A5 / 480ページ
- 発売予定:2021年03月30日
- 価格:5,280円(税込)
本書の主題はルベーグ「流」積分論である。ルベーグ積分論というのが通常であろう。あえて「流」とした理由は以下のとおりである。積分論において最も重要かつ頻繁に用いられるのはユークリッド空間における積分であ・・・
本書の主題はルベーグ「流」積分論である。ルベーグ積分論というのが通常であろう。あえて「流」とした理由は以下のとおりである。積分論において最も重要かつ頻繁に用いられるのはユークリッド空間における積分であ・・・
ルベーグ積分の基礎にスピーディーに到達する教科書および演習書。なるべく少ないページ数でルベーグ積分の定義,収束定理を学び,ルベーグ積分が使えるようになる。ルベーグ測度の構成,フビニの定理,可測性,カン・・・
ルベーグ積分で必要とされる定理は「単調収束定理」,「ファトゥの補題」,「ルベーグの収束定理」の3つである。これらの定理を使いこなせると,微分積分の科目で習得した一様収束の概念を経由することなく積分と極・・・
ルべーグ積分の概念は解析学とその応用に関する諸分野で基本的であり,数学専攻の学生にとっては必修の常識である。本書は,教科書や参考書ないしは自習書を目指して,この理論の基礎的な部分を解説したものである。・・・
この本は,純粋数学としてのルベーグ積分を学ぶことはもちろん,このルベーグ積分の発展的な側面として活用されているいまどきのテーマである,量子力学,フーリエ解析,数理ファイナンスなどの理論物理や応用数学・・・
本書は,理工系基礎科目である「微分積分」を学んだ学生を対象にした「ルベーグ積分」と「確率」の入門書である。 ルベーグ積分は,長さ(面積,体積)の拡張概念である測度をもとにして定義されるが,その適・・・
現代数学を学ぶ上での基礎概念をわかりやすく解説した入門書。初学者のための測度・積分をコンパクトに述べ,応用分野へ進む人の発展的な章として,フーリエ変換,確率論を数学的に厳密に記述。
ユークリッド空間を基礎におく古典的な理論から,ルベーグ積分の概要までを平易に解説。31年初版に内容の一部を修正と積分論の系譜を加えて改訂。
Inte´grale, Longueur, Aire(1902)の完全翻訳と,ルベーグの数学的業績などの解説。現代解析学の端緒ともなった本書はその歴史的古典としてだけでなく現代人の学習にも好適。