情報系のための離散数学
- ISBN:978-4-320-11436-4
- 判型/ページ数:A5 / 200ページ
- 発行年月:2020年09月
- 価格:2,750円(税込)
現代社会を支える主要技術の1つに情報科学を基盤とした情報通信技術(ICT)がある。 このICT技術の発達は、現代の人工知能やビッグデータ解析といった技術の根底をなしており、また今後到来が予測され・・・
現代社会を支える主要技術の1つに情報科学を基盤とした情報通信技術(ICT)がある。 このICT技術の発達は、現代の人工知能やビッグデータ解析といった技術の根底をなしており、また今後到来が予測され・・・
「初等的」とは何か. 本書は20世紀における数学の爆発的な発展を踏まえた明示的な初等数学論である。基本要素として8項目(算術,計算,代数,幾何,微積分,組合せ,確率,論理学)を挙げ,それらの相貌・・・
本書は,グラフ理論と,その応用例として平面上のフレームワークに関する話題を取りあげた入門書である。 前半では,木・全域木,オイラーグラフ・ハミルトングラフ,辺彩色・頂点彩色といった,グラフ理論の重・・・
代数的組合せ論とは,「群無しの群論」と標語的に述べられもするが,「組合せ論的対象の表現論の方向からの研究」,具体的には有限置換群の研究の発展として組合せ論として研究が進められてきた分野であり,また,・・・
まず,本書の特色の1つめは,できるだけ多くの人たちに離散数学の存在を知ってもらい,また興味をもって学んでもらえるようにするため,「わかりやすさ」を徹底的に追及した内容になっている点である。「わかりや・・・
本書は,現在はグラフ理論の一つの分野をなしているグラフの数え上げに焦点を当て,その強力な道具となる母関数も含めて解説した,本邦初の書である。グラフの数え上げに限らず,他の分野の数え上げにも有用な知識・・・
わたしたちの生活を支える,コンピュータ,通信ネットワーク,ソフトウエア,携帯電話,鉄道・道路網,電力送信システムなど,現代技術の成果物は非常に複雑である。そのため,そこで何らかの問題が生じた場合に,ど・・・
現在のコンピュータが扱うシステムは年々巨大化してきており,その設計や解析にグラフ理論は必要不可欠なものとなってきている。本書はコンピュータサイエンスやさまざまなシステムを学ぶ人々に必須の内容をわかり易・・・
グラフ理論・ネットワーク理論とアルゴリズムに関する基礎知識は,'工系'の学生や技術者にとって必要不可欠な数学となってきている。 本書は,それらグラフ理論・ネットワーク理論とアルゴリズムを「正しく」理・・・
グラフ理論の入門テキストとして定評ある原著を訳者が日本の講義事情に合わせて翻案化。