工学系学生のための数学物理学演習 増補版
- ISBN:978-4-320-11443-2
- 判型/ページ数:B5 / 238ページ
- 発売予定:2021年03月10日
- 価格:2,640円(税込)
高校までの数学・物理・化学における学習内容と,大学でのいわゆる数学・物理・化学の内容とでは大きな差があり,特に工学分野では,この3つの科目の区別を明確につけることは非常に困難である。例えば,物理と化・・・
高校までの数学・物理・化学における学習内容と,大学でのいわゆる数学・物理・化学の内容とでは大きな差があり,特に工学分野では,この3つの科目の区別を明確につけることは非常に困難である。例えば,物理と化・・・
解析力学は現在の数学・物理学の基礎となっている題材を豊富に持つ,広大で奥深い体系である。また,数理科学を培った母体ともいえ,その影響は量子力学,電磁気学,相対性理論,統計力学,場の量子論などの物理学・・・
電磁気学の重要性は論を俟たない。力学とならんで,物理の根本的な役割を担っていると同時に,エネルギーやエレクトロニクスといった現代社会を支える技術の基盤ともなっている。 本書では,電磁気学において・・・
ベクトル解析は,電磁気学,連続体の力学などへ応用するために物理学や工学において重要である。それだけでなく,偏微分方程式の理論,微分幾何学,ポテンシャル論などの数学のほかの分野への橋渡しもしている。 ・・・
本書ではまず,固体物理学を学ぶために必要な,数学,電磁気学,統計物理学,量子力学について説明する。これらの内容は,工学系の大学院であれば,受験準備の一助にもなると思われる。特に数学については,現在の大・・・
数学は,物理や化学を理解するためのツールとなる場合が多い。本書では,多くの大学生が最初に戸惑うような数学の内容を,わかりやすく説明することに重点をおいた。できる限り公式を導出する過程を示し,例題を通し・・・
ランダムウォークは,一見不規則ではあるが,次の位置が確率的に,なおかつランダムに決定される運動である。その理論は今やよく知られており,また物理学,化学,経済学,生物学を始め,多くの分野において有益な・・・
量子群は,様々な数学的構造の対称性を表す「群」と呼ばれる基本的な数学的対象を,双対性と呼ばれる原理に基づいて群でないものに変形した新たな数学的対象を与えている。Drinfeldによる1984年の国際・・・
本書は,数学,物理学,あるいは,それらの関連分野を学んだ人のための,具体的なテーマを題材にした数理物理学の教科書である。数理物理学のもっとも魅力的な問題ともいえる相転移と臨界現象を題材に,物理的なア・・・
本書は大学に入って初めて遭遇する,複素数を変数とする複素関数を中心に,フーリエ解析(フーリエ級数,フーリエ変換)や特殊関数(ルジャンドル関数,ベッセル関数)を内容に含めた演習書である。さらに,本書に・・・