ケプラーと世界の調和
- ISBN:978-4-320-00877-9
- 判型/ページ数:B6 / 286ページ
- 発行年月:1991年12月
- 価格:2,937円(税込)
近代科学の誕生にかけがえのない役割を果たしたケプラーの生涯と,多方面にわたる活動に焦点をあてて,ケプラーを全人的に理解し,近代科学を生み出した17世紀西洋の知的活動の本質にせまる。
近代科学の誕生にかけがえのない役割を果たしたケプラーの生涯と,多方面にわたる活動に焦点をあてて,ケプラーを全人的に理解し,近代科学を生み出した17世紀西洋の知的活動の本質にせまる。
本書は,昭和期の代表的な科学者の一人で,世界的な物理化学者として知られた水島三一郎博士とその研究室をめぐる,門下生たちの回想文集である。水島研究室の出身者(東京大学)が今は亡き博士を偲んで綴ったこの往・・・
シュレディンガーの直接・間接の影響下で現在活躍する世界的学者だちが回顧する記念論文集。
若きアインシュタインが生きた環境をたどり,相対性理論の生まれた背景,人格形成の過程を描く。
ノーベル物理学者が書き残した哲学的思索のエッセイと近年発見された著者の自叙伝を邦訳初公開。
敗戦前後の理研における二人の偉大な科学者を中心に,親交のあった著者が公開する心温まる物語。
ガリレオの宗教裁判は科学者最大の受難として知られるが,一方で,ガリレオの受難は近代科学の生みの苦しみであったことも,膨大な一次資料をひも解いた本書が伝える。
ガリレオの望遠鏡は宇宙の秘密を暴露した科学的武器であったが,同時にアリストテレス的・キリスト教的伝統の柆梏を断ち切った思想的武器でもあったことを余すところなく語る。
ガリレオ研究の第一人者が,一次資料をもとに著わした意欲的大作。数々のエピソードをもつガリレオの生涯を,人間関係や歴史・風土とともに年代記風につづった。
世紀の大科学者ライナス・ポーリングの生いたちから栄光と波瀾にみちた今日までの軌跡を,うら話やエピソードを織り込みながら物語風に描く。