- 分析化学実技シリーズ 全30巻 応用分析編 【2】巻
化学センサ・バイオセンサ
- ISBN:978-4-320-04460-9
- 判型/ページ数:A5 / 230ページ
- 発売日:2021年02月27日
- 価格:3,190円(税込)
化学センサやバイオセンサは,目的物質を測るデバイスであり,環境,医療,食品など様々な分野で利用され,私たちは知らぬ間にセンサのお世話になっている。センサと一括りに呼ばれているにもかかわらず,目的物質・・・
化学センサやバイオセンサは,目的物質を測るデバイスであり,環境,医療,食品など様々な分野で利用され,私たちは知らぬ間にセンサのお世話になっている。センサと一括りに呼ばれているにもかかわらず,目的物質・・・
マイクロタス(μ-TAS)やラボオンナチップ(Lab on a Chip)などと呼ばれるマイクロ流体分析は,微量サンプルを迅速・簡便・精密に分析する技術として利用されている。既存分析技術の小型化はも・・・
赤外・ラマン分光法は,名前は聞いたことがあっても,学部時代に講義や実習で触れることはごくわずかで,結局,何がわかる方法なのかよくわからなかった,という印象をお持ちの方が多いと思う。その結果,研究室や職・・・
バイオイメージングは,現代の生命科学研究の基盤技術として,多くの研究者が活用する時代となっている。実際,生きた細胞ではたらく生体分子を観たい,顕微鏡でタンパク質の機能を長時間観察したい,高分解能の細・・・
19世紀末にレントゲンによって初めてX線が発見されて以来,X線光源の進歩は目覚ましく,X線を用いた数々の重要な研究が行われてきた。X線光源の進歩は,加速器から放射されるシンクロトロン放射光発生技術の・・・
本書は,「どのような方法を用いれば,ナノ粒子を正しく測れるか」を,原理から応用にわたって説明しています。ナノ粒子を計測することに関心が高まっていることには,二つの背景があります。一つは産業のナノテク・・・
本書は,分析化学を志す学生や,分析化学が専門でない研究者を対象として,文化財の分析を行う際の基本的な考え方,分析機器の特徴,そして実際の分析例を紹介しながら,分析結果の意味するところをわかりやすく解・・・
ルネサンス以降,人類が作りだした主要な科学機器のひとつとして,顕微鏡が挙げられるだろう。17世紀のフックやレーウェンフックによる微生物の観察から始まり,光学顕微鏡,電子顕微鏡,走査プローブ顕微鏡,X・・・
「走査型プローブ顕微鏡はどんな顕微鏡なのか」をわかりやすく具体的に説明する。走査型プローブ顕微鏡についてなにも知らない読者を想定して説明するので安心して読みはじめてほしい。市販の顕微鏡装置にはじめてさ・・・
河川や湖沼を中心とした陸水環境中で起こる化学変化と物質移動の基礎を,わかりやすく解説した教科書である。大学基礎課程で学習する平衡論に基づいた陸水環境中の化学変化を解説しているので,化学関連領域を志す学・・・