- 化学の要点シリーズ 【12】巻
固体表面の濡れ性―超親水性から超撥水性まで―
- ISBN:978-4-320-04417-3
- 判型/ページ数:B6 / 144ページ
- 発行年月:2014年12月
- 価格:1,870円(税込)
これまで水滴が固体の表面でどれくらい丸くなるか,といった,時間の概念を伴わない静的な濡れの現象は,主にコロイド界面科学分野で,また,液体がどれくらい速く移動するかといった,動力学的な挙動は,主に流体・・・
これまで水滴が固体の表面でどれくらい丸くなるか,といった,時間の概念を伴わない静的な濡れの現象は,主にコロイド界面科学分野で,また,液体がどれくらい速く移動するかといった,動力学的な挙動は,主に流体・・・
表面科学の研究や技術開発の現場で勘所となる基礎事項やコツ・作法などを,すぐに役に立つような「演習問題集」という形でまとめてある。本書で取り上げた一問一問が表面科学研究の一場面にあたる。 1ページ・・・
表面科学は物理学,化学,材料学,結晶学,真空工学など,広範囲の知識の上にはじめて成り立つ応用学問であると同時に,半導体産業の微細加工から太陽電池,人工心臓や人工関節の開発,それらに必須である計測・分・・・
固体表面で起こる物理・化学現象に関する理解を深められるよう,表面の基本的な性質からそこで発現する種々の物性まで詳細に解説している。ナノトライボロジー,低次元性・電子相関・スピン軌道相互作用に由来する・・・
本巻では表面科学の開拓者たちが表面をどのように捉え,どのような視点で研究を進めてきたのかを原典に基づいて紐解き,これらの研究がどのように現在の表面科学にまで発展を遂げたかを学生や入門者にも容易に理解・・・
初版を発行してから20年,第2版を出版してから10年が経過した。初版出版後,薄膜はディスプレイやメモリーディスクなど半導体IC以外のエレクトロニクス分野にも重要視されてきた。第2版出版後の最近の10年・・・
脂質の集合体の構造と性質,輸送や光合成の働きをもつ特定のタンパク質の構造と働く仕組みに焦点をおき,生体膜の構造と働きの関係を詳述。同時に,生命科学の学問の流れを辿り,現状を考察する。
今や独自の新しい機能性人工膜をつくりつつある生体機能類似膜の研究分野から,基本となる研究と考えられる,薄膜,キャリヤー膜,刺激応答膜,センサー膜,医療膜材料を選び,新しい機能膜の設計に参考になり指針と・・・
生体膜の実験手法を,膜機能測定法,膜画分分離法,化学組成分析法,機能的再構成法,および膜物性測定法に分け,それぞれ解説。多くの実験例とともに簡明な図示を随所に入れた,わかりやすい実用実験書。
膜づくりの重要なノウハウとともに,膜の評価法や物性測定法など膜実験の常識を入門者にもわかりやすく,無機膜を含めた広い範囲の膜材料について説明。