タンパク質構造とトポロジー―パーシステントホモロジー群入門―
- ISBN:978-4-320-11002-1
- 判型/ページ数:A5 / 142ページ
- 発行年月:2013年07月
- 価格:2,860円(税込)
本書は,新しい離散データ解析手法として脚光を浴びるパーシステントホモロジー群の,本邦初の本格的な入門書である。パーシステントホモロジー群は,画像解析・材料・センサーネットワーク等の広い分野で応用されて・・・
本書は,新しい離散データ解析手法として脚光を浴びるパーシステントホモロジー群の,本邦初の本格的な入門書である。パーシステントホモロジー群は,画像解析・材料・センサーネットワーク等の広い分野で応用されて・・・
解析の困難な蛋白質の解析のための研究基盤の整備,および,蛋白質の機能を制御する化合物の設計法に関する最新の知見を中心に解説。 (「蛋白質 核酸 酵素」臨時増刊を単行本に改装発行)
生物学の基本原理を理解する上で,構造生物学は必要不可欠である。どのような形をした生体機能分子がどのように働いて生命現象を担っているかは,現在まさに構造生物学による研究が進行中である。本書では,第一線の・・・
生体高分子は,立体構造をもって様々な機能を獲得する。本書は,生体高分子が制御する生命現象をそれらの原子分解能の構造をもとに理解するための「基礎的な知識と考え方」を学ぶことに主眼をおいた入門書である。・・・
新薬開発の手法に多くの注目が集まっているなか,創薬を目的としたタンパク質の計算科学(分子シミュレーション)の初めてのテキストである。本書では,医薬品の標的であるタンパク質を,物理学や化学に基づいて解・・・
細胞内で合成され,輸送され,ネイティブ構造を形成して機能化し,そしてまた,分解されていく“蛋白質の一生”。近年,この分野の研究は大きな発展を遂げ,細胞全体規模での蛋白質の一生を支援し監視するシステムの・・・
構造生物学はいまや生命現象の理解や創薬,生物工学の発展のためになくてはならない分野であるが,非常に新しい分野であるため,わかりやすく解説された書が少ない。ましてや学部・大学院の講義で使えるように,基・・・
今や, ポストゲノム時代, 立体構造がタンパク質の機能を決めるという構造生物学的見地に立って, タンパク質の三次元構造の解明に挑戦する研究グループが少しずつ増加している。平成14年度, 日本の国家プロ・・・
生命科学分野において,ユビキチン-プロテアソーム系とオートファジーの研究は未曾有の発展を遂げつつあり,さらにとどまることを知らないかのような振る舞いで拡大の一途をたどっている。本増刊号では,最前線で活・・・
生体超分子システムは,さまざまな物理的・化学的反応を秩序化したり,巨大構造体を形成することにより,特異な生体機能の発現に貢献しており,生体超分子システムの形成機構,機能発現機構を解明することは,高度な・・・